リゾバってのが気になるんだけど、実態がよく分からないから体験談を見てみたいんだよね。
ちゃんと稼げるのかも心配だし。
(あわよくば良い出会いとかないかな・・・)
こんな疑問に答えます。
結論、この記事を読めば全て解決です。
本記事の内容は以下の通りでして、リゾバ前に不安になることは網羅的にまとめています。
記事の内容
- 【まず】リゾートバイトとは
- リゾートバイトの良いところ
- リゾートバイトの仕事内容
- リゾートバイトが他のアルバイトと違う点
- 【給料事情】リゾートバイトは稼げる?
- 【荷物事情】リゾートバイトには何を持っていけばいい?
- 【年に4ヶ所】筆者のリゾートバイト体験談
- 【注意点】リゾートバイトで気をつけること
- リゾートバイトのおすすめ派遣会社
かなり深掘りしているので、気になるポイントだけ読んでいただければ幸いです。
なお記事後半では、僕自身の体験談を書いているので、実態を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
では、レッツゴー!
筆者について
リゾートバイトを年に4回して日本中を周り、生計を立てています。
中にはリゾバ28日で39万稼いだことも。
【まず】リゾートバイトとは【通称リゾバ】
一言で言うと、「地方のリゾート地に住み込んで働くこと」です。
職場は、温泉旅館やホテル、レストラン、スキー場、グランピング施設などがあります。
雇用形態は「一般派遣」で、派遣会社に職場を紹介してもらい、OKが出ればそこに出向いて一定期間勤める、といった流れです。
中には「直接雇用」の職場もあり、派遣先の職場でアルバイトとして普通に働くこともあります。
リゾートバイトの良いところ!
以下の通りです。
順に解説しますね。
メリット①:生活費をかけずに住みたいところに住める
基本的に、寮費や高熱費はタダです。
なので、「あそこ住んでみたいけどお金かかるよな〜」とか「わざわざ旅行で行くのも高いしだるい」といった悩みを全て吹き飛ばしてくれます。
(大体は交通費も出してくれる)
まさに「お金をかけない移住生活」ってのを体現できます。
リゾバで何年も全国を回り続けてる人もいるくらいですよ!
メリット②:行きたい土地に短期間だけ移住しつつ働ける
「ちょっとの間住みたい!」
「でも住所移してまで住むのは嫌だな〜」
て願いを叶えてくれます。
しかもリゾバは、名前の通りリゾート地なので、そもそも人気の土地が多いです。
都会の喧騒から短期間だけ離れたい、アクティビティを短期間やりまくって帰りたい、と、様々な楽しみ方があるのも大きなメリットですね。
メリット③:ほとんどお金がかからないので貯金が貯まる
交通費タダ。寮費タダ。光熱費タダ。場所によれば食費もタダ。
そう、遊び以外にお金を使うことがありません。
だからお金は結構貯まるんですよね。手取りが20万円だとしたら、遊びに5万使っても15万円は残ります。
これこそが、リゾバの大きな強みです。
ん?アクティビティとかしたら金かかるくね!?
まあそれはそうなんですが、例えばスノボだと、リフト券代が無料になったりするので、何回行ってもタダで滑れたりします。
なので、求人票の条件をちゃんと見るのと、遊びすぎなければ、本当にめちゃくちゃ貯金できます。
食費タダのところは、マジでお金貯まります!それか食事手当つくところ!
メリット④:その土地にあるアクティビティや観光地を堪能できる
リゾート地なので、その土地特有の楽しみ方があります。
スノボや温泉、遊園地、シュノーケリング、ダイビング、マリンツアーなど、アクティブな方にはこの上ない至福のひと時を過ごせます。
参考までに、僕が楽しんだアクティビティは下記です。
今思い出しただけでも、マジで良い思い出だったなぁ、、と。
これはぜひ、あなた自身も体験してほしいなと思うばかりです。
メリット⑤:全国で色んな方に出会える(恋愛も…?)
その土地その土地で繋がりができます。
これが本当に一期一会って感じで、素晴らしいんですよね。
現地の方はもちろん、リゾバで別の県から来ている人とも仲良くなります。特に今は、インスタとかもあるので、雇用期間が終わっても縁が続くことも多いです。
現に僕も、石垣島リゾバの同僚といまだに電話しますし、他の地域の人もインスタでやり取りしたりします。
あとその土地で、カップルが成立するケースも多々あります。
僕は4か所でリゾバしましたが、なんと職場内で3カップル誕生の瞬間を見ました。
一緒に過ごす時間が長いので、必然的に距離が縮まるんですよね〜。
まさに県の垣根を超えた出会いです。素晴らしい。
【きつい?】リゾートバイトの仕事内容【結論:ほぼバイトです】
タイトルの通りで、バイトと変わりません。
その職場に出向き、そこで仕事をします。レストランならホールで接客、旅館なら仲居、などです。
ざっくり、リゾバである職種は、下記の通り。
ざっくりこの中から、あなたの好きなものを選び、そこでバイトします。
「仕事内容がバイトと同じならキツくないの?」て話ですが、ぶっちゃけると、日数が多いのできついです。笑
ただ内容自体は普通のアルバイトと同じなので、それを多めにやってる、て感じです。
日数の多さでいうと、ほぼ社員ですね!
リゾートバイトが普通のアルバイトと違う点
バイトとは違う点を挙げるとすれば、以下です。
「住み込みでバリバリバイトする」てイメージで合ってるかなと思います。
あと、これはバイトでも同じですが、給料は20万くらい行くので扶養から外れる可能性あり+所得税が発生するのと、条件次第で社会保険への加入が義務付けられます。
「なんかややこしい…」と思うかもですが、要は社会的に見て「ほぼ正社員」みたいな扱いになると言うことですね。この辺は、始まってから理解すれば良しです。
扶養から外れるのが嫌な方は、リゾバ期間以外の給料を抑えるなどしましょう!
【どうやってできる?】リゾートバイトの仕事が始まるまでの流れ
以下の流れです。
以下にて解説していきます。
手順①:派遣会社で求人を見る(順不同)
例として、リゾートバイトダイブのページを紹介。
画像のように、HPに求人が既に載っていますね。
以下で、簡単に流れを紹介します。
流れ①:あなたに合った条件を選ぶ
例えば、「2~3ヶ月」、「時給1,200円以上」、「レストラン」、「個室寮」、「北海道エリア」などです。
派遣会社によって絞り込める項目は違いますが、大体上記項目は選べます。
流れ②:求人を見ていく
条件に見合った求人が出てくるので、そこから更に見ていきます。
タウンワークとかバイトルとか、普通のバイトと同じ流れですね。
リゾートバイト特化の派遣会社は沢山ある
主に、下記のようなところがあります。
※名前クリックでHPにジャンプします
それぞれ違った強みがあるので、あなた自身に合うものを選ぶのが良いでしょう。
中でも、僕はダイブ、リゾバ.com、アルファリゾートを推奨しています。
理由や詳しい情報は、以下の記事にて解説しています。
別タブで開きながら本記事を読み進めるとわかりやすいかもです!
手順②:派遣会社に登録する(順不同)
各派遣会社のHPから登録できます。
(画像は一番人気の「リゾバ.com」で紹介)
なお登録は、大体5分ほどで終わります。
必要なのは、生年月日などの基本情報、簡単な履歴書入力、希望勤務地などです。
登録が完了すると、一旦派遣会社の方から連絡がきます。
そこで更に希望を伝え、合った求人などを紹介してもらう、といった流れですね。
公式HPは、それぞれ下記から飛べます。(おすすめだけ抜粋)
派遣会社の公式HP
▼リゾートバイトダイブ
・公式HP:https://resortbaito-dive.com/
==
▼アルファリゾート
・公式HP:https://www.a-resort.jp/
==
▼リゾバ.com(ヒューマニック)
・公式HP:https://www.rizoba.com/
手順③:気になる求人に応募する
良いものがあれば、応募をします。
とりあえず話を聞くだけもできるので、派遣会社のスタッフさんに相談してみましょう。
個人的に、下記項目は聞いてた方が良いですね。
なお相談しやすい派遣会社は、リゾートバイトダイブです。
社員さんとLINEで個別連絡ができるので、めちゃくちゃやりやすいです。
スタッフの質はダイブがダントツですね。僕に限らず、親切さを推してるレビューが多数見受けられるので本当に良いところです。
手順④:結果の連絡がくる
応募後、2~5日ほどで結果が来ます。
派遣会社によって、メールか電話、LINEで連絡されます。
採用の場合は、そのまま必要事項や出発日などを調整。不採用の場合は、別の求人を新たに紹介してもらう感じです。
魅力的な求人ほど応募が殺到するので、落ちてもショックを受けすぎないようにしましょう!!
手順⑤:実際に職場に向かう
移動日が決まったら、所定の場所に向かいます。
行き先や時間は指定されるので、その通りに向かうだけで大丈夫です。
なお例としては、以下のような感じです。
■勤務地:ニセコのホテル
■集合日時:2/1(木) 15:00
■集合場所:ニセコ駅
■交通手段:新千歳空港からバスで3時間 or 札幌駅からバスで2時間半
■備考:到着後、「090-xxxx-yyyy」に連絡
この辺りは、スタッフさんが優しく教えてくれるので、心配は無用です(^。^)
【稼げる?】リゾートバイトの給料事情
結論、場所によります。
月に15万程度のところもあれば、25万以上稼げるところもありました。(実体験のみ)
なお他の方で30万くらい稼げてる方もいるので、ピンキリですね。
以下にて、少し解説します。
リゾバで稼ぎやすい職種
時給の相場を見ていきましょう。
この辺りは、割と稼ぎやすい職種です。
特に温泉旅館とかは、結構稼げますね。
僕は西伊豆の旅館で、28日勤務で39万稼げました。笑
リゾバで稼ぎにくい職種
以下です。
楽しい反面、時給は低い印象です。
また、そもそもの土地自体の最低賃金が低いと、給料も下がります。
沖縄のリゾバは人気ですが、最低賃金が低いため、求人のほとんどが時給900~1,000円くらいでとどまっています。
なので、「とことん楽しむ」と「とことん稼ぐ」は、切り離して考えるのがベストですね。
とは言え、寮があるので貯まることは貯まりますよ!
ついでに:時給が比較的高いリゾバ派遣会社
上記3つは、時給が高いです。
ただこの中でも一つ推すとすれば、ダントツでアルファリゾートですね。
時給が高いのもありますが、何より特典の幅が広いです。仕事は旅館系が多く女性に人気となってますが、無料英会話などもついており、充実感がすごいサービスなんですよね。
直近かなり人気を伸ばしてますね!
【荷物事情】リゾートバイトには何を持っていけばいい?
ざっくり、必須道具は下記です。
上記があれば、問題なく生きていけます。他の生活用品などは、現地で調達できる場合がほとんどなので。
特に、現金は数万ほど持っておきましょう。
ローカル線だと、電車も現金オンリーとかが多いので。
しかも銀行すら近くにない場合がほとんど。期間内の食費や交通費くらいは出せる金額を運んでおきましょう。
必須ではないが、あると便利なもの
荷物に余裕があれば、下記もあると良いでしょう。
リゾバを繰り返す方だと、シャンプー類は持ち運ぶ方が多い印象です。
毎回買ってるとバカにならないので。
ただ全て持っていくと嵩張るので、本当に必要なものだけに絞りましょう。
寮に家具とかがない場合
レンタル家具(家具のサブスク)がおすすめです。
短期間だけ、それも定価よりかなり安い値段でレンタルができます。
僕は西伊豆でリゾバしていた際、寮が家具家電なしのスッカラカンだったので、泣く泣く家具のサブスクを使いました。笑
が、あまりの便利さに、むしろ出会えたことに感謝していました。
何より、いちいち捨てる手間も不要。必要なものを少額で借りて、返すだけ。
まさにリゾバにはぴったりでしょう。
痒いところに手が届くとは、まさにこういったサービスです。泣
家具のサブスクのサービスは沢山ありますが、僕は「かして!どっとこむ」を使っていました。
業界最大手で、対応エリアが広く、値段、品質ともに申し分なかったので。
詳しい情報は、下記記事にて紹介しています。
持ち物に困った時のコツ
勤務・宿泊する場所の近くにコンビニなどがあるかを事前にチェックしましょう。
もし徒歩圏内にコンビニが一個でもあれば、生活用品は全て現地調達の方がいいです。
逆にない場合は、ティッシュやトイレットペーパーは絶対に運びましょう。いざとなった時に大変なことになるので。
実際、あば村(岡山県)という小さな村でリゾバしていた時、最寄りのコンビニが11km先という地獄っぷりを味わいました。笑
リゾバだとマジで辺境の地に住むことになるので、事前チェックは怠らずにやってくださいね。
派遣会社のスタッフさんに電話で確認すると良いです!
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【僕の体験談】リゾートバイトの実際の体験談を記事で公開しています【1年で4箇所】
2022年だけで、4箇所回りました。
回った場所と期間
- ニセコ(2~3月末)
- 石垣島(4月~7月)
- 西伊豆(8~9月)
- 岡山のあば村(9~10月末)
以下より、それぞれ簡単に紹介していきます。
体験談①:ニセコのスキー場併設レストランでのリゾバ
仕事内容
- 勤務期間:2ヶ月(2022年2月~3月)
- 勤務地:ニセコアンヌプリ
- 職種:レストランホール
- 時給:1,050円
- 月収:15万円ほど
- 勤務日数:月23回
- 休日:月6~8回
- 寮形態:1人部屋、風呂・キッチン共用
スノボしまくれたリゾバライフでした!超楽しかった〜!
そもそもニセコは、英語力がつくため需要がやばいです。
ニセコの魅力や、実際の英語活用ポイントは、体験談とともに下記記事にまとめています。
体験談②:石垣島の民謡居酒屋でリゾバ
仕事内容
- 勤務期間:3ヶ月弱(2022年4月~7月)
- 勤務地:石垣島の民謡居酒屋
- 職種:ホール・キッチン
- 時給:950円
- 月収:18万円ほど
- 勤務日数:月26回
- 休日:月4回(週1回)
- 寮形態:3人でシェアハウス
- 寮費:無料
遊びすぎて飲みすぎてやばかった。。笑
あまりにも楽しい離島ライフ。
ただ注意点もありまして、以下記事にて全て公開しています。
体験談③:西伊豆の旅館でのリゾバ
仕事内容
- 勤務期間:1ヶ月ちょっと(2022年8月~9月)
- 勤務地:西伊豆(堂ヶ島エリア)のホテル
- 職種:接客、案内など
- 時給:1,500円
- 月収:25万円ほど
- 勤務日数:月25回ほど
- 休日:週2回固定
- 寮形態:完全個室(1Kアパート貸切)
- 寮費:無料
稼げた+アクティビティも充実してて、バランスが良かったです!
以下記事で詳細をまとめています。
体験談④:岡山(あば村)のグランピング施設でのリゾバ
仕事内容
- 勤務期間:1ヶ月ちょっと(2022年9月~10月末)
- 勤務地:岡山県津山市阿波(あば村)
- 職種:グランピングスタッフ
- 時給:1,000円
- 月収:16万円ほど
- 勤務日数:月20~22回ほど
- 休日:火水が定休日(+シフトの都合で休み)
- 寮形態:ホテルの一室(たまたま)
- 寮費:無料
施設というより、村が素敵でめちゃくちゃ楽しかった〜!!
なおここは、「リゾートバイトダイブ」が直接運営するグランピング施設ですね。
2023年2月現在、北海道芦別、岡山県あば村、香川県東かがわ、栃木県鹿沼、佐賀県三瀬高原に展開されています。
派遣会社に直接雇ってもらえるので、融通がめちゃくちゃ効くのがメリット。
服装や髪型も自由でアットホームなので、気になる方は求人をチェックしてみましょう。
以下記事にて、施設や村のおすすめポイントをまとめています。
【注意点】リゾートバイトで気をつけること
以下です。
人間関係は、入るまで分からないというブラックボックス感があります。
(延長率とか定着率で大体はわかりますが、、)
他はそこまで深刻ではないものの、知らないと大変なことに。
Wi-Fiや家具がないと結構困るケースが多いので、事前チェック必須です!
なおこちらに関しては、以下記事にて、詳細と未然の対策法などを紹介しています。
【向いてる人】リゾートバイトはどんな人におすすめ?【逆に、向いていない人】
以下の方には向いているでしょう。
お金を貯めつつ旅したい〜って方には、まさにぴったりな生き方だと思います。
実際に僕もそうでして、サラリーマンを辞めてからフラフラ生活したいなと思い、リゾバに行きつきました。
続けてると「放浪者」という謎のブランドがつくことになり、結果的に成功したと思ったます。笑
逆に、リゾバが向いていない方は下記です。
基本的に、アクティブな方向けではあります。
どうしても人と接する機会が多かったり、職場で毎度初対面の人と挨拶が必須になったりするので、会話が嫌いな方には不向きと言えるでしょう。
なお、こちらは以下記事にて詳しく解説しています。
向いていない人の方に深刻なものもあるので、ぜひご覧ください。
リゾートバイトでおすすめの派遣会社
派遣会社は沢山あります。が、上記5つくらいに登録しておけば間違いないでしょう。
サービスの質、求人ともに問題なしなので。
ポイントは、いくつか見比べること。
同じ求人でも、派遣会社によって時給が違うケースもあるので、最低でも3つは見ておきましょう。
登録は無料なので、とりあえずボンヤリ見比べるのを推奨します。
僕はほとんどダイブを使ってました!スタッフさんの親切さがダントツだからです笑
「5つは多いわ!」て方は、リゾバ.com、ダイブ、アルファリゾートの3つから選ぶといいでしょう。
詳しくは下記記事で解説していますが、この3つは本当にハズレがなく登録者も多いので安心なサービスです。
【まとめ】リゾートバイトの体験談【リゾバは超楽しい!】
この記事では、リゾートバイトの体験談を、あらゆる角度から網羅的に解説しました。
少しボリューミーな内容だったので、気になる部分は何度も読み返すことを推奨します。
最後に一つ伝えるとすれば、「悩んだらとりあえず求人をみよう」ということ。
見るのも登録するのもタダなので、ざっと眺めて、どんな仕事があるか把握するだけで選択肢は広がります。
筆者は、あなたに合った仕事が見つかることを願っています。
それでは今回の記事はここまで。
少しでも参考になれば幸いです。
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