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【体験談】京都のヴィパッサナー瞑想会に参加した感想・注意点など

※当サイトにはアフィリエイト広告やプロモーションが含まれています。

ヴィパッサナー瞑想京都ダンマバーヌ ライフスタイル

2025年6月。

京都のヴィパッサナー瞑想会に10日間参加してきました。

この記事では、体験談や参加のきっかけ、持って行くべき荷物などを紹介します。

記事の内容

  • 【概要】ヴィパッサナー瞑想とは何ぞ
  • 【参加理由】僕が参加を決めたきっかけ
  • 【感想】行って感じたこと・学べたこと
  • 【荷物事情】持っていくもの【不要なもの/便利なものも紹介】
  • 【実際の体験談】1日ごとの出来事を全て紹介します
  • 【他の参加者】どんな人が来てたのか?
  • 【注意点】ヴィパッサナー瞑想会で注意すること
  • 【悩める方へ】瞑想会に向いている人/向いていない人

この記事で、瞑想に行く前の疑問点や不安なことは全て答えています。(過去の自分に向けて)

記事後半では注意点や、向いている人/向いていない人も紹介するため、ぜひ最後までご覧ください。

筆者のプロフィール(参加時点)

26歳、旅好きの男。新卒でWeb広告系の会社に入り、退職後は日本全国を放浪。現在はフリーランスでWebマーケ系の仕事をしつつ生活しています。

基本は大阪在住。趣味はパルクール、グラフィティアート、HIPHOP鑑賞、読書、酒。

ふるふる
ふるふる

それでは、行きましょう〜!

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【概要】ヴィパッサナー瞑想とは何ぞ

ヴィパッサナー瞑想京都ダンマバーヌ

これは協会のHPから引用します。

「ものごとをありのままに見る」という意味のヴィパッサナーは、インドの最も古い瞑想法のひとつです。この瞑想法は2500年以上も昔、インドで、人間すべてに共通する病のための普遍的な治療法、すなわち「生きる技」として指導されました。

日本ヴィパッサナー協会

まあ、これだけ読んでもわからないですよね。笑

僕の体験をもとに少し付け加えると、以下になります。

ヴィパッサナー瞑想とは
  • 暑い、寒い、痛い、ヒリヒリする、等の感覚を、
  • 「暑いから不快」のような嫌悪の感情に結びつけず、
  • 感覚そのものをただただ観察し、
  • 何もレッテルを貼らず、何も反応せず、
  • ありのままを受け入れる瞑想法

って感じです。

要は「感覚と感情を分けて、何も反応しない」ということ。

…って聞いても、多分イマイチ理解できないですよね。

そう、これは体験するしか理解する方法がないという、書き手としてももどかしい瞑想法なのです。笑

ふるふる
ふるふる

りんごはどんな味か、説明するより「食べてみて」という方が早い、て感じです。

【特徴】で、この瞑想会はどんなもの?

既に聞いていると思いますが、ざっくり以下の通りです。

ヴィパッサナー瞑想会の特徴
  • 10日間デジタルデトックス(電子機器全て禁止)
  • 読書やメモをすることも禁止
  • 会話も禁止(ジェスチャーや会釈含む)
  • 食事はベジタリアン食(肉、魚、卵等は出ない)
  • 1日10時間瞑想(10日で100時間ほど)
  • 一切の宗教儀礼の禁止(礼拝など)
  • 毎日4時起き

簡単にいうと、「瞑想・食事・睡眠以外ほとんど禁止」です。

監獄かよって失礼なツッコミをしたくなりますが、当のゴエンカ氏(指導者)も自分で「監獄」って言っちゃってますからね…。監獄と言ってもいいんでしょう。笑

また瞑想会での毎日のスケジュールは、以下です。

瞑想中の毎日のスケジュール

4:00:起床

4:30:瞑想(部屋orホール)

6:30:朝食

8:00:グループ瞑想(ホール)

9:00:瞑想(部屋orホール)

11:00:昼食

13:00:瞑想(部屋orホール)

14:30:グループ瞑想(ホール)

15:30:瞑想(部屋orホール)

17:00:ティータイム

18:00:グループ瞑想(ホール)

19:00:講話

20:30:グループ瞑想(ホール)

21:00:就寝

ほぼ瞑想…。笑

はい、ということで、この瞑想会は「監獄に10日間入る」という気持ちで参加することをオススメします。

【参加費用】瞑想会はどのくらいでいける?

なんと、無料で参加できます。

実はこの協会自体が寄付で運営されており、参加にあたっては費用がかかりません。

しかも、毎日料理を作ってくれるスタッフ(奉仕者)も講師も、全員がボランティア(無給)で来てくださっています。

ふるふる
ふるふる

最初無料だと知った時びっくりしました。

過去の参加者たちが、この瞑想センターを潰してしまってはいけない、自分たちが無償で受けた恩恵を、今度は後世に繋いでいく、という想いで寄付をしている形ですね。

それにしても、10日間毎日料理も出て、寝床もあり、瞑想指導をしてくれて無料というのは、本当にありがたいし恩返しをしたくなります。

なので、「行ってみたいけど高そうだな…」と心配していたあなた、安心して行ってきてください٩( ‘ω’ )و

【規則など】瞑想会の戒律やルール

まず、以下の5つを守る必要があります。

守るべき戒律・道徳律(シーラ)
  • 生き物を殺さないこと
  • 盗みを働かないこと
  • 一切の性行為を行わないこと
  • 嘘をつかないこと
  • 麻薬・お酒類を摂取しないこと

基本的に守れそうですが、意外と一つ目が難しかったりします。

実際にあったことですが、僕は6月だったので虫が多く、トイレで手を洗っているときに蚊を水で流してしまいそうになったからです。

故意でなければ大丈夫そうですが、無意識的に叩いちゃったりすることもあるので、意外と注意ですね。

またこれに加え、古い生徒(2回目以降の参加者)は、以下も守る必要があります。

古い生徒の戒律
  • 正午以降、食事を摂らない。
  • 踊りや歌などの娯楽を避け、装身具などで身を飾らない。
  • ぜいたくな高い寝台で眠らない。

一つ目は、午後5時のティータイム時に出るフルーツを食べれない、というものですね。

新しい生徒(初心者)がモグモグとバナナやリンゴをいただいている時に、古い生徒はそれを黙って耐える必要があるということです。

ふるふる
ふるふる

絶対お腹空くよね…。

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【参加理由】僕が参加を決めたきっかけ

一番は、友人からの勧めですね。

その友人は6年前くらいに参加し、それ以来ずっと勧めてくれていました。

「キツイけど行ってみてほしい」と、おそらく100回以上は言われ、興味は湧いていたものの10日間は長いなと思って先延ばししていました。

しかし今年になり、時間の都合がつきそうだったので参加を決意しました。

ふるふる
ふるふる

このままだと一生行かないかもな…と思ったので。笑

それと、常々「感覚と向き合いたい」と思っていたんですよね。

2024年からウイスキーにハマり、色々な種類を飲んでいるのですが、界隈では味の感想を「事細かに」表現します。

キャラメルっぽい、塩っぽい、芳醇な中に雑味がある、など。

しかし僕は、あまり味覚のボキャブラリーがなく、適当な感想しか言えなかったのがもどかしかったんですよね。

なので、「感覚を高めたい」と思うようになり、この瞑想も気になってきていました。

ふるふる
ふるふる

実際、ヴィパッサナー瞑想では感覚と真正面から向き合い続けます。

またもう一つの理由として、歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリが激推ししていたこともあります。

歴史、哲学、宗教学、政治学、人類学、等あらゆる学問に精通し、まさに現代随一の頭脳を持つ彼が「今まで学んだ全てより重要なことを学べた10日間だった」と紹介しているだけに、「本当かよ!?」と前々から興味を持っていました。

この人がそんなに言うなら、行ってみたいよな…とそそりました。

ふるふる
ふるふる

確かに、この表現は大袈裟じゃなかったです。頭では学べない領域を体感しました…!

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【感想】行って感じたこと・学べたこと

もういっぱいありますよ…。笑

山ほどありますが、絞ってまとめると以下です。

瞑想会で感じたこと・学べたこと
  • 心がいかに雑念だらけかを痛感する
  • 脳が情報を渇望する時がある(せめて本読みてえ、とか)
  • スマホ触らない1時間はめっちゃ長い
  • 感覚は「無常」だということを身に沁みて感じる
  • 今まで感覚を適当に処理してたんだなと実感する
  • 世俗と離れることで初めて別の価値観に気づく(競争以外の人生とか)

行く前と後では、心の向き合い方が天と地の差です。

自分の心は自分でコントロールできている、と言うのがいかに幻想であったか、この10日で嫌と言うほど痛感しました。

それに、学べたことはまだまだありますが、これ以上どう説明しようと思っても無理です!!

「騙されたと思って行ってきて」としか言いようがありません。

ふるふる
ふるふる

この感動を分かち合いたい…。

とにかく、少しでも気になっている方は、時間を確保できるなら、いや時間を確保してでも行ってみましょう。

心とちゃんとした友達になれます。(なんやそれ)

>> 【公式】日本ヴィパッサナー協会

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【荷物事情】持っていくもの【不要なもの/便利なものも紹介】

以下が、施設側から提案される荷物リストです。

提案される荷物
  • 掛け布団用カバーと敷き布団用シーツ(シングルサイズ)、枕カバー(大きめのもの)
  • コース中の着替え
  • 石鹸・シャンプー(匂いの強くないもの)
  • 洗面用具、歯ブラシセット、タオル類などの生活必需品
  • 腕時計または目覚まし時計(秒針の音が出ないもの)
  • ビニール袋 
  • ハンドタオル又は、ハンカチ 
  • ショール
  • 瞑想用クッションカバー 2枚 ホール用と自室用
  • 懐中電灯(停電、災害時のために)
  • カップまたは、水筒 (衛生上、ペットボトルは不可)
  • 食器 (皿、お椀、コップ、箸、スプーン、ティースプーン、フォーク) 
  • 食器が入る布製の袋または大きめの布 
  • 皿拭きタオル (ご自身で管理して頂くため、3~4枚お持ちください) 
  • 食堂用スリッパ、ルームソックス等
  • 外履きサンダル 
  • 保険証 
  • 折りたたみ傘

割と多いですよね。笑

必要であれば、事前に郵送することも可能です。(もちろん帰りも送れる)

ふるふる
ふるふる

実際に送っていた人もいましたよ!

でも果たして、これ全部いるの??って思いますよね。

以下にて掘り下げていきます。

なくてもよかったもの

以下の荷物は、ぶっちゃけ不要です。

提案リストにはないけど、持っていくか悩むであろうものも追加しています。

なくてもよかったもの
  • ショール:借りれる
  • 瞑想用クッションカバー:借りれる
  • 懐中電灯:使うことがない
  • 洗濯用洗剤:洗剤が置いてある
  • シャンプー:ココナッツ洗剤がある(※こだわりがある方は持参すべし)
  • コンタクトレンズ:基本目を瞑ってるからメガネでOK
  • 折りたたみ傘:貸し出し用の傘がある
  • 目覚まし時計:強制的に起こされる(京都では)

僕もですが、目が悪い人はコンタクトではなくメガネのほうが良いです。

ずっと目を瞑っていますし、なんなら瞑想中はメガネでさえ外すように言われます。

あとシャワー時、シャワールームにココナッツ洗剤があるので、石鹸とシャンプーはそちらで代用できます。

特にこだわりがない方は、荷物が増えるだけなので持っていかなくても大丈夫でしょう。

あった方がいいもの・あると助かるもの

あると助かるもの
  • 耳栓:ないと寝れないことがある
  • 爪切り:10日間切れないのはちょっと不快
  • 外履きサンダル:トイレなどで毎度外に出るため便利
  • 大きめの水筒:ジャグが用意されてるので貯めておくと便利
  • スマホの充電器:10日間電源オフでも充電が減っているため

特に耳栓ですね。

これは体験談の記事でも詳しく紹介していますが、マジで寝れない。笑

僕は夜行バスや外でも余裕で寝れる無神経なタイプですが、まさかのこの瞑想会で初めて「人のいびきが気になって寝れない」という悲劇を味わいました。

ルームメイトの運次第ではありますが、身を守るためにも持参することをオススメします。

ふるふる
ふるふる

もし耳栓がなかったらと考えると、それだけで苦しくなるレベルです。笑

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【実際の体験談】1日ごとの出来事を全て紹介します

ヴィパッサナー瞑想京都弾マバーヌ

それでは、僕の実際の体験談を1日ずつ紹介します。

長いので、別で2記事作成しました。

▼0-4日目

▼5-10日目

なお参考までに、以下が毎日の心境です。笑

1日目:キツイけど新鮮味が勝つ

2日目:シンプルにキツい

3日目:ちょっと慣れてくる

4日目:結構進化する

5日目:またキツくなってくる

6日目:体力的にもキツくなってくる

7日目:心身ともにキツイ

8日目:キツイがどんどん覚醒してくる

9日目:気の緩みが出て集中できない

10日目:全く集中できない

一番キツイのは6-7日目くらいでしたね。

体力的にキツくなってくる+精神的にもキツイからです。(しかも性欲も出てくる…)

詳細は記事にて確認してください。

▼0-4日目

▼5-10日目

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【他の参加者】どんな人が来てたのか?

以下のような方がいました。

瞑想会に来ていた人
  • 大学の哲学教授 兼 サッカチーム経営者
  • プロベーシスト
  • アメリカで20年以上働いている映画作家
  • 個人で麹を作り販売している方
  • インドと日本を行き来して10年以上瞑想している方

年齢層は30~70代と幅広く、20代は今回僕1人でした。

それに、やはり特殊な会なだけあって、凄い経歴の方がゾロゾロ参加しています。

日常では中々関われない方と一緒に瞑想し、いろいろな話をできたことは人生の貴重な経験になりました。(最終日は会話OK)

なので、普段関われない人と話したいなと思う場合は、ぜひ参加してみると面白いでしょう。

ふるふる
ふるふる

もはやこの出会いは、瞑想並みに人生に影響を与えました!

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【注意点】ヴィパッサナー瞑想会で気をつけること

瞑想会の注意点
  • 超・朝型の生活習慣を強いられる(朝4時起き)
  • 風呂はマトモに入れない(シャワーオンリー)
  • ルームメイトによっては全然寝れない(爆音いびき)
  • 他の参加者と比べたり気を取られすぎると焦る
  • 雨の日の休憩時間はマジで暇
  • 性欲が結構溜まってキツイ(20代の男性は特に注意)

ざっくり上記です。

これを知った上で完全に対策することは無理ですが、一応心の準備をしておくと良いでしょう。

先述しましたが、耳栓は持って行ったほうがいいですよ…。笑

ふるふる
ふるふる

僕個人のストレスといえば、それが一番でしたから。

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【悩める方へ】瞑想会に向いている人/向いていない人

まず向いている方は、以下です。

向いている人
  • 世俗の喧騒から距離を置きたい人
  • なんとなくリフレッシュしたい人
  • 東洋哲学や仏教・精神世界に興味がある人
  • 自己を見つめ直して人生を好転させたい人
  • 日常のストレスをマネジメントしたい人
  • かつ、スケジュールを調整できる人

要するに、「気になってて、向上心がある」方であれば、その時点で参加資格はあるでしょう。

ふるふる
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特別なスキルを元々持っている必要はありません!

逆に向いていない人は、以下の通りです。

向いていない人
  • 極度に神経質な人
  • 酒・タバコ等に依存している人(ないと寝れない等)
  • 足腰が弱く持病がある人

神経質のレベルにもよりますが、「旅行ができない」タイプは確実に厳しいでしょう。

慣れない環境で慣れない生活を10日間もするので、神経質すぎると全てがストレスになってしまいます。

また夏は虫もめっちゃ多いので、それにいちいち反応しているとシンドイですね。

ふるふる
ふるふる

まぁ、反応しないように修行するのがこの会の目的ですが。。

他の二つは、そのままですね。

ただ三つ目の「足腰が弱い」に関しては、施設側に伝えると椅子での瞑想を許可してもらえるっぽいので、一度問い合わせてみるといいかもです。

※実際に、椅子で瞑想している女性が数名いました。

正直、「気が長い」や「普段から瞑想している」のような、瞑想に直結する性質はあまり関係ありません。

なぜなら、僕も瞑想初心者でしたし、それは参加しているうちに身に付けていくものだから。

それに現代人は毎日必ずスマホに触れていますが、別に普段からデジタルデトックスに慣れているかどうか、なんてのは関係ありません。

僕も仕事柄毎日スマホ・PCに触れますが、行ってみると案外デジタル依存から解放されますし、発作が出ることはありません。

というか、こういう特殊な会にでも参加しない限り、10日間もデトックスなんてやることないでしょう。笑

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【おわりに】人生観は10日で変えれる

ヴィパッサナー瞑想京都ダンマバーヌ

タイトルの通りでして、10日で心を一新できるんだなと身をもって感じました。

これはもう、言葉では伝え切れない領域です。

繰り返しですが、少しでも気になっているなら、日程を確認して検討してみましょう。

>> 【コース日程】日本ヴィパッサナー協会

それでは今回の記事はここまで。

この記事が、あなたの新しい人生の一助になれますように。

ふるふる
ふるふる

実際の1日ごとの体験談も読んでね〜!

▼0-4日目

▼5-10日目

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