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【0-4日目】京都のヴィパッサナー瞑想会の体験談【2025年6月】

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ヴィパッサナー瞑想京都弾マバーヌ ライフスタイル

2025年6月。

京都のヴィパッサナー瞑想会に参加しました。

この記事では、その0-4日目の体験談を紹介します。

まだ新鮮さが残る中、どんどんキツくなっていっていく地獄の前半戦。

その過程を、僕の揺れ動く感情とともに紹介します。

なお全体のまとめ記事や注意点などは以下にまとめています。

ふるふる
ふるふる

それでは、いきましょう〜!

参考:瞑想中の1日のスケジュール

4:00:起床

4:30:瞑想(部屋orホール)

6:30:朝食

8:00:グループ瞑想(ホール)

9:00:瞑想(部屋orホール)

11:00:昼食

13:00:瞑想(部屋orホール)

14:30:グループ瞑想(ホール)

15:30:瞑想(部屋orホール)

17:00:ティータイム

18:00:グループ瞑想(ホール)

19:00:講話

20:30:グループ瞑想(ホール)

21:00:就寝

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【0日目】出発~覚悟を決めた初日

遂に出発当日がやってきました。

2ヶ月前に申し込み、キャンセル待ちではなくすぐに参加が決まった僕は、この日が来るのを不思議な心持ちで待ち構えていました。

1週間ほど前から「どうせ10日間酒飲めないんだし、浴びるほど飲んでおこう。」と、ひどい煩悩を発揮して飲みまくって過ごしてました。

(参考:筆者はウイスキーが好きで、飲まない日を数える方が早い。)

遂に今日、行かなければなりません。

あぁ〜これから10日以上監獄かぁ〜と思い、家を後にします。

楽しみ5割、恐怖5割。

まあ今年の一大イベントではあるので、やっと行けるのかとソワソワしつつ向かいました。

場所は京都の京丹波町。

なかなか辺ぴな場所で、アクセスも微妙に悪い。

▼ヴィパッサナー瞑想の会場

僕は車を持ってないので、電車+バスで向かうことに。

京都駅から園部駅に向かい、園部駅から桧山ひのきやまバス停に向かいます。

(事前にメールで電車やバスの時間など、細かく案内してくれました)

園部駅からバスに乗り込む際、僕と同じくらいの大荷物のお客さんが5人以上います。

「ルート的に絶対瞑想行く人だよな…」と思いながらも、まだ確定じゃないため別に挨拶などはしないことに。

バスに乗ると、後ろには長身で髭もじゃで大荷物を持った外国人がいて、明らかに瞑想会に参加するであろう風格。

「やっぱすんごい人たちが参加するんだな」と、どんどん緊張してきました。

するとバスの前の座席の方から、女性たちが話す声が聞こえます。

「参加したらもう話せないですもんね〜」

「!!!確定だ!!この人たちは瞑想会に向かってる!!」

と、緊張とワクワクが爆発してきました。

バス停(終点)を降りると、送迎のスタッフが来てくれました。

5人乗りの車で、それ以上の人が一斉についたので僕は一旦待つことに。

20分後くらいに、再度送迎の方がきてくれ、施設まで送ってくれました。

ついに施設へ!

15時過ぎくらいに到着したかな。

まずは受付にて、必要事項を記載し、スマホや貴重品(財布など)を預けます。

周りと見渡すと、大体40~70代くらいの人が多め。

「あれ、若い人いなくね…」

かなり不安になりました。

てっきり学生や若者が参加するものとばかり思い込んでいました。(筆者は26歳)

なおその際、「途中で帰りません」的な誓約書に何度もサインさせられます。

「どんだけきついんだよ」と思いながら、内心では「帰りたくなるんだろうな、怖いな」と震えていました。泣

他にも色々と質問項目があり、「酒はどんな頻度で飲みますか?」なども聞かれます。

毎日飲んでる筆者、息を呑む。

少し悩んだ末、依存症と思われるのが嫌で「週2程度」と書きました。

戒律にある「嘘をつかない」を初日から破る所業。我ながらこの先が思いやられます。

そんなこんなで色々記載し、受付に提出。

部屋の案内をされ、「次は18時に晩御飯があるのでそれまで自由に過ごしててください」とだけ言われました。

最初の自由時間

僕の部屋は6人部屋で、ベッドが等間隔で並んでました。

隅っこが僕のベッドです。(ちょいラッキー)

荷物を置き、ホテルの清掃スタッフさながらのベッドメイクをし、少しだけ昼寝(夕寝)をしました。

(2022年にグランピングで施設でリゾバした経験が活かされました)

目を覚ますと、大体17時くらい。ご飯まで1時間くらいあるので庭を散歩しました。

とにかく、庭の自然が綺麗!!

この庭の美しさが10日間の癒しでした。

そして18時になり、晩御飯です。お蕎麦が出ました。

てっきりもっと質素な精進料理かと思いましたが、期待以上だったのでテンションは上がりました。

食後、施設のスタッフの挨拶と、このプログラムの説明を聞きます。

「こんなに多くの人に支えられてるんだな。絶対に帰らないぞ!」

とこの時に決心しました。初日の強い意志は大事。

その後、グループ瞑想用のホールに行き、講師からの挨拶と瞑想の説明を受けます。

ゴエンカ氏のラジオテープが流され、不意に謎の言語で呪文が唱えられます。(多分ヒンディー語?)

「これは…超絶ヤベエとこに来てしまった。ブルブル」

と冷や汗が流れてきましたが、もう10日間逃げられません。

そしてここから、「聖なる沈黙」の開始です。

「1人で修行しているつもりで過ごしなさい」とのこと。

まあ実際はかなり他の参加者が気になりますが、話さないは話さないで意外と気が楽です。

(他の人に気を遣う必要もあまりないので)

初日は30分ほどだけ瞑想し、21時に就寝。

「いよいよ修行の10日間だな」と腹を括り、眠りました。

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【1日目】キツさよりも新鮮味が勝る初日

朝4時に鐘が鳴り、部屋の電気がついて起床。

ここから2時間瞑想です。

「朝イチの瞑想きっつ」と思いつつ、良いスタートを切れるように瞑想を開始しました。

すると初っ端から悲劇が。

眠すぎて、瞑想しながらウトウトし、挙句には寝てしまいました。

いかんいかん、いきなり寝るのはマズイ。

そう思いつつも、全然集中できない。

すると、他の参加者数名のいびきが聞こえてきます。

「おいおいみんな寝てるじゃねえか…。」

とヒヤヒヤしながら、全然集中することもなく最初の瞑想が終わりました。

「本当に大丈夫なのかこれで、、?汗」

あっけないスタートダッシュでした。

6時半から朝ごはんタイム。

朝はご飯と味噌汁オンリーで質素ですが、味変用のごまや味噌、塩などが置いてあります。

これがめちゃくちゃ美味い。普段ご飯にゴマも味噌もかけないけど、こんなに美味いんだと思いながら食べました。

(ちなみに、朝は10日間同じようなメニューでした。)

食べ終わったらまた瞑想です。

次は初めてのグループ瞑想1時間。

ホールで参加者全員集まり、講師と共に瞑想をします。

初めにラジオでゴエンカ氏の詠唱と説明が流れます。

「鼻に入って、出ていく息だけに集中しなさい。」

このシンプルな瞑想が、思いの外めちゃくちゃ難しい。

5回呼吸する間にも、何度も別のことを考えてしまいます。

「どんだけ雑念まみれなんだ」と痛感し、必死に呼吸だけを追いました。

すると20分経ったくらいから、足に激痛が走ります。

これがもう痛すぎる。ただ座るだけでこんなに痛いのか、と思い、何度も足を組み替えます。

集中、痛い、ああ雑念が、集中集中、雑念、を繰り返してました。

そんなこんなで最初のグループ瞑想1時間が終了。

思ったより長い。こりゃキツいぞ、トホホ…と思いました。

しかし1日に10時間も瞑想があります。

こんなことで泣き言を言ってられません。

まあ慣れてくるだろ、と思い頑張る。

最初はもう、とにかく必死でした。

11時に早めのランチタイムです。

これがもう、意外と豪華でびっくり。

初日は確か、小松菜とエリンギ和え、のようなものが出ました。

味も美味しいし、普段より食事に集中できてる気がします。

それもそのはずで、スマホも会話も禁止、ただ食事のみと向き合うため、感覚が研ぎ澄まされます。

「あぁご飯ってこんなに美味しいんだな」と身に沁みました。

昼以降も瞑想が続きます。

初日の割には少しずつ慣れてきて、楽しさも感じてきました。

そして16時からはティータイムです。

新しい生徒はフルーツも食べれます。

古い生徒(2回目以降の参加者)は、昼以降は食事を摂ってはいけないらしい。

こりゃかなりキツそうだ。。

何気にこのティータイムが癒しでしたね。

ティータイムの後、1時間瞑想をし、19時からゴエンカ氏の講話をラジオで聞きます。

これがもうね…長すぎる!!

1時間半、ただラジオを聞いてるのですが、もはや瞑想よりキツい。

やたらと回りくどい話を永遠と語られるので、ストレスも溜まってきます。

もはやこれも修行の一環なのか、とさえ思ってきます。

ふるふる
ふるふる

10日終えた今なら断言できます。講話の時間が一番きつい!笑

しかし、ちゃんと聞くと内容が面白い。なんだこれは。新手の試練なのか。

講話が終わると、20分くらい瞑想してから寝ます。

(さっきのグループ瞑想で終わりじゃないんかい。なんだこの紹介試合は)

そんなこんなで1日目が終了。

さあ寝よう、と思ったところで悲劇が。

「ルームメイトのいびきがうるさ過ぎる」

もはや爆弾のような音量で、普段夜行バスだろうが外だろうがどこでも寝れると自負してた僕でも、全く寝つけませんでした。

幸い、耳栓を持ってきていたので、装着してやっと寝れましたが、、

「これがあと9日もあるの・・・?泣」

と、泣きそうなメンタルのまま1日目を終えました。

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【2日目】シンプルにキツくなってくる

ヴィパッサナー瞑想京都ダンマバーヌ

相変わらず朝の瞑想きついなー。

と、2日目も朝イチの瞑想中に寝てしまいました。

あかん、このままじゃ来た意味がない!

でも眠いもんは眠い、と心の中の天使と悪魔が戦っています。

そんなこんなで2日目もなんとか瞑想をするも、やはりキツい。

「あと8日もあるのか」と考える度にキツくなってきて、初日より疲労感が増してきます。

そして、昼休憩あたりで衝撃の事実に気づきます。

長身の外国人がいない!!

そう、彼は帰ったのです。それも1日で。

途中で脱落する人がいる、とは散々聞いていましたが、2日目の午前にはもういないのは、流石に決断が早い。

でも、気持ちはわかるんだよなぁ。。キツいもんなぁ。。

そう思いつつ、昼休憩は庭でぐるぐる散歩していました。

昼休憩は2時間ありますが、これが結構長いんですよね。体感では5時間くらいある。

スマホがないだけで、こんなに時間がありふれてるんだと実感しました。

そして周りを見ると、10人くらいの男性が、顔を合わさず庭をウロウロしています。

よく考えると異様すぎるし、滑稽すぎる光景です。

そんなこんなで、2日目の瞑想はまだ慣れず、それでいて初日の疲れも加算されてとにかくキツい。

その日の夜の講話では、2日目と6日目に脱落する人が多いと話されます。

現に1人帰ってるし、6日目にも山場があるのか…と少し不安になりました。

2日目の夜は、1日目ほどの新鮮さもなければ、キツさが増しており、色々な負の感情で頭がいっぱいで中々寝付けません。

「確かに帰りたい気持ちはわかる」と泣きそうになりながら、ルームメイトのいびきを聞きつつ何とか眠りにつきました。

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【3日目】少し慣れてくるも、衝撃の事実が明らかに

3日目。ここにきて初めて、4時ちょうどに起きれず4時半に起床。

もう寝起きそのまま瞑想していました。

3日目にしても、やはり朝の瞑想は眠い。

しかし1,2日目とは打って変わって、ちょっとずつ慣れてきました。

雑念に引っ張られる回数が減ってきて、1時間集中できるようになってきました。

やっと成長してきたんだなと思うと、一気にモチベが上がった瞬間です。

なにせ最初の二日は全く慣れず、「このまま10日過ごしても変化があるんだろうか」と焦りが募っていたから。

そしてこの不安は、後に僕だけじゃないことも分かりました。

この日のグループ瞑想の後、講師に4人ずつくらい順番で呼ばれ、色々と質問された時のこと。

「呼吸だけに集中できていますか?」

「雑念に気づき、すぐに呼吸への集中に戻れていますか?」

等々。

僕は「昨日まではすぐに雑念が浮かびましたが、今日は少し慣れてきて集中できています」と回答。

「その調子で続けていきましょう」と優しめの言葉をくれました。

もし昨日に同じことを聞かれていたら、きっと「全然集中できません泣」と答えていたんだろうな…。

すると、いつも隣で座っていた40代ほどの男性が、

「この3日間、何もパワーアップした気がしません。これで大丈夫なのでしょうか。」と不安を吐露していました。

ああ、これは僕だけじゃないんだな、と思いつつ、男性の悲しげな表情を見てまた不安になってきました。

そしてこの出来事が、後の伏線となっていたことは、この時点で知る由もありませんでした。

この日もお昼を食べ、散歩した後、また瞑想、瞑想。ひたすら瞑想。

集中でき始めていたため、かなり気持ちも良くなってきました。

しかし一つ、ある懸念がありました。

「明日からは1時間、姿勢を変えてはいけません」

と言われていたのです。

これはアディッターナという、決意を意味するものだそう。

いやいや、少し慣れた今でも40分くらいで激痛が走っているのに、1時間全く姿勢を変えず足も組み替えれないのは拷問です。

でもそうは言いつつ、やらないといけない事実は変わりません。

てことで、この日の最後のグループ瞑想時に、何とか1時間耐えてみました。

それはもう、、、、

「痛い」「苦しい」以外の感情(雑念)が現れないくらい、痛みだけに脳が支配されました。

業界用語で言うと、「嫌悪のサンカーラ」です。

簡単に言うと、「痛い」と言う感覚に対し、人は「苦しい」とか「不快だ」という嫌悪感を伴って反応している、というもの。

教えによれば、この嫌悪のサンカーラに気づき、ただ観察してください。絶対に反応してはいけません。

ただ観察するのです。感覚があることに気づき、それをただ気づくままにしてください。

決して嫌悪や渇望の反応をしてはいけません。

ふむ…。

いやいや、それどころじゃねぇって!!きつい!ただただキツい!!

初めての1時間耐久レースは何とか耐えれましたが、呼吸に集中して耐えれたのではなく、「単に痩せ我慢しただけ」、という本来の趣旨とは違う形になってしまいました。

本当にこれで良いのかよ、と思いつつも、何とか耐えれたことにはホッとしました。

しかしこの後の講話で、衝撃の事実を聞かされます。

「いよいよ明日からはヴィパッサナー瞑想が始まります。」

は!?!!??

そう、この3日間はヴィパッサナー瞑想ではなかったらしいのです。

勘弁してくれよ、とガックリ。

今までのはアーナーパーナー瞑想という呼吸に集中する瞑想だそうで、これが今後の基盤になるそうです。

「ヴィパッサナー瞑想会なんだから早く本番をやらせてくれよ」

と内心では思いましたが、後になってこのアーナーパーナー瞑想がいかに大切なものなのかを実感します。

まあそんなこんなで、最後にどんでん返しの3日目も終わりました。

明日からヴィパッサナー瞑想だそうです。

いよいよ本番なので、気合い入れて頑張ります…!

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【4日目】違ったムードのヴィパッサナーの日

ヴィパッサナー瞑想京都ダンマバーヌ

4日目は「ヴィパッサナーの日」。

少しスケジュールが変わり、15時からヴィパッサナー瞑想の説明があるそう。

それまではいつも通りの瞑想を続けます。

すると朝の段階で一つショックな出来事がありました。

昨日「パワーアップしていない」と落胆していた40代ほどの男性が、目の前で帰っていきました。

部屋も同じで、グループ瞑想や食堂の席が隣だったので、一気に物寂しさが襲いかかりました。

なぜ4日目、、と思いましたが、全然成長している実感がないまま新しくヴィパッサナー瞑想を習得するのは、彼にとっては耐え難いことだったのかもしれません。

「沈黙が解かれたら一番に話したい人だったな」とぼんやり考えつつ、僕は残っている身として最大限自身の修行に努めようと覚悟しました。

それとヴィパッサナーの日ということもあり、昼ご飯が少し豪勢です。

いつものメニューに加えてデザートやパンなども用意されており、ちょっとしたイベントデーみたいなイメージなのでしょうか。

15時になりヴィパッサナー瞑想の説明が始まります。

「意識を少しずつ、体全体に動かしていきなさい。」

「頭、目、鼻、耳、顎、首、胸、両腕、背中、足、と意識を動かし、微細な感覚と粗雑な感覚を感じなさい」

ふむ。。一気にやることが増えたな。

頭で理解するのと、実際にやってみるのでは難易度がまるで違います。

胸や肩あたりに意識を向けようにも、中々できない。

それよりは、足が痛いとか鼻かゆいみたいな感覚に引っ張られて邪魔されます。

でも、ただ鼻呼吸だけに集中する今までの瞑想よりは、暇せずにできました。

不思議なことに、いつもの1時間がかなり短く感じました。

本当は、時間が短い/長いとか、退屈だとか、アレコレ考えること自体が雑念(執着)。

そこから脱して平静を保つ必要があるのですが、ここがやはりビギナー。色々思考を巡らせちゃう。

そんなこんなで、この日の夜の瞑想は集中力が覚醒し、調子が良かったです。

さあいよいよ始まったヴィパッサナー瞑想。

これから残り6日、進化できるのか自分!?

て思いを胸を、スヤスヤと眠りました。

ふるふる
ふるふる

というわけで、この記事はここまで。

後半(5-10日目)は以下です。

▼ヴィパッサナー瞑想体験談まとめ

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