TOEIC対策の『直前の技術』って本、役に立つの?
11日でスコアアップとか胡散臭くない?
このような疑問に答えます。
結論、『直前の技術』は本当にスコアアップします。
実際、僕もTOEIC560点から725点まで伸びました。(直前の勉強のみで)
が、いくつか注意点があるので、レビューも兼ねて解説していきます。
これを知らずに買うと、2,200円の無駄遣いですからね。
なので、直前の技術を買おうと思っている方・TOEICのスコアを技術だけでアップさせたいと思ってる方は、3分ほど読んでもらえると幸いです。
なお、記事後半には口コミや評判も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
では、いきましょー!
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【結論】直前の技術は本当に直前に役立った
タイトル通り、本当に直前に役立ちました。
と言うのも、僕は受ける直前1週間に本書の内容に取り組み、点数を560点から725点まで上げれたからですね。
もちろん他の学習での成果かもしれませんが、受験前1週間はこの『直前の技術』だけ集中的に取り組んできました。
短時間でスコアアップのコツを学べるので、直前に学習するだけで本番にきっちり活かせました。
なので、僕は買って良かったなと思っています。
特にリスニングのスコアが伸びたかな!
この記事の筆者のTOEIC実績
これから僕のTOEIC実績について紹介します。
興味ない方は次の見出し(本書の基本情報)まで飛んでください。
2019年3月:TOEIC560点
↓
1年間英語の勉強を全くせず
↓
2020年4月:英語勉強開始
↓
2020年5月:TOEIC IPテスト(web版) 725点獲得
上記が僕のTOEICの実績です。
TOEICを2019年3月に受けてから、英語の勉強を放棄して大学の部活(陸上競技)に専念。
その結果、1年間全く勉強しないままに。。言い訳ですが。笑
しかし2020年4月に、就活で英語の資格が必要になり勉強再開。
そして見事、1ヶ月半で725点までアップさせました。
※web版なので多少の誤差はあります。しかし、TOEIC公式が運営しているIPテストなので、問題や点数換算は全て公式のものです。
「IPテスト??」て方は、以下のTOEICの公式HPを参考にしてみてください。
▼ 2019年3月:560点
平均よりは少し上という感じでした。
決して高い点数とは言えませんね。。
▼ 2020年4月:IPテスト 725点
160点アップしました。ブラボー!!
早く筆記の公式テストで出したいですね。。
勉強1ヶ月半でここまで伸ばせたら上出来!
追記:TOEIC855点を獲得(2021年10月度)
英語の勉強を続けてたら、ここまで伸びました。
なお決め手の教材は『スタサプENGLISH(TOEIC対策コース)』です。
個人的にはどの書籍や学校よりもわかりやすく、控えめに言っても神サービスです。
僕はやり始めて半年で、TOEIC560→815点まで獲得しました。
TOEICまで1ヶ月ほど時間があるなら、スタサプをお試ししてみるのも一つの手ですね。
詳しいレビューは下記サイトで解説しています。
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直前の技術:基本情報
基本情報 | |
---|---|
書籍名 | TOEIC L&Rテスト 直前の技術 |
著者名 | ロバート・ヒルキ+相澤俊幸+ヒロ前田 |
出版社 | アルク |
ページ数 | 360ページ+完全模試(別冊)51ページ |
付属品 | CD-ROM:リスニング約150題 (MP3。音楽用CDプレーヤーでは再生不可) |
目標スコア | 600∼800点 |
値段 | 2,200円(+税) |
本書は「11日間の即効プログラム」を掲げており、スコアが上がりやすい効率的なスケジュールを紹介しています。
何より著者のロバート・ヒルキ氏は『200点アップ請負人』と呼ばれており、「彼の2時間の講義を3回受けただけで200点上がった」という受講者の声がたくさん寄せられているそうです。
つまり、めちゃくちゃ教えるの上手いってことです(適当か笑)。
そんなロバート・ヒルキ氏が、2人の講師とともに“48のスコアアップテクニック”を紹介している本なので、点数アップを期待できる内容です。
プログラム&もくじ
- 1日目:Part2 「応答問題」 キーワードを避ける etc
- 2日目:Part2 Yes/No疑問文・平叙文 etc
- 3日目:Part5 「短文穴埋め問題」 品詞/代名詞 etc
- 4日目:Part5 前置詞や接続詞 etc
- 5日目:Part6 「長文穴埋め問題」
- 6日目:Part3 「会話問題」 目的・話題・場所 etc
- 7日目:Pat3 3人による会話/地図問題 etc
- 8日目:Part4 「説明文問題」
- 9日目:Part7 「読解問題」 文脈型/NOT型問題 etc
- 10日目:Part7 ダブル/トリプルパッセージ
- 11日目:Part1 「写真描写問題」
スケジュール&目次は上記の通り。
ロバート・ヒルキ氏いわく、最も効率的に伸ばせる順番は
Part2→5→6→3→4→7→1の順らしいです。
Part2(応答問題)が一番伸ばしやすいそうで、本書の技術だけでかなり多くの問題をカバーできちゃいます。
より時短・効率的にTOEICの点数をアップさせる参考書と言うと、間違いなくこの一冊でしょう。
【購入理由】なぜこれを選んだ?
ずばり『TOEICを受けるまでに時間がなかったから』です。
当時就活をしており、選考企業から「TOEICのIPテスト(web版)を受けろ」と指示があり、それに間に合わすために購入を決意しました。
しかもそのテストが1週間後だったので、「ヤバい!早く解き方を覚えないと!」と躍起になってました。笑
「1週間でスコアアップしないかな!」という悩みにドンピシャのタイトル。そりゃあ惹かれるよね・・・笑
元々スタディサプリで少し勉強していたものの、やはり最後の詰めが欲しいなーと思って購入しました。
結果的に560点→725点にアップしたので大満足です。
(もちろんスタディサプリの効果もありますが、直前は本書だけ取り組んでいました)
追記:TOEIC855点を獲得しました(2021年10月度)
余談ですが、スタサプをやってたらTOEICの点数がここまで伸びました。
個人的にはどの書籍や学校よりもわかりやすく、控えめに言っても神サービスです。
僕はやり始めて半年で、TOEIC560→815点まで獲得しました。
TOEICまで1ヶ月ほど時間があるなら、スタサプをお試ししてみるのも一つの手ですね。
詳しいレビューは下記サイトで解説しています。
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【直前の技術】メリットとデメリットを紹介します
本書のメリットとデメリットは、それぞれ以下の通り。
メリット
- ①:短時間で学習できる
- ②:リスニング用CDがついている
- ③:パート毎にポイントが解説されている
- ④:一回分の完全模試がついている
- ⑤:高得点者にも活かせる技術が学べる
デメリット
- ①:もともと500点取るくらいの英語力が必要
- ②:全員がスコアアップするわけではない
- ③:直前学習だけで300点以上アップは難しい
それぞれ解説していきます!
メリット①:短時間で学習できる
本書のタイトル通り、短時間(11日間プログラム)でスッと学べます。
これは普段の仕事が忙しい方や、部活やサークル活動・バイト等で勉強時間が取れない学生の方には優しいプログラムですよね。
何よりも、スコアが伸びやすいパート順に構成されてるので、苦手なところだけ取り組むと更に短時間で学べます。
TOEICの教材の中では、間違いなく最短で学べる一冊です。
ちなみに、僕は7日で終わったよ!
総学習時間は5時間くらい、参考にしてみてね!
メリット②:リスニング用CDがついている
当たり前ですが、CDが付属してるのでリスニングの勉強ができます。
スマホに入れ、移動時間にも聴けるのはなかなか便利です。
トラック数は全部で約150ほどあり、リスニングパートも重点的に学べちゃう一冊です。
メリット③:パート毎にポイントが解説されている
パート毎に得点アップのコツが紹介されています。
例えばリスニングでは『何を注意して聞けば良いか』、『どの単語が来たら回答を避けるべきか』など。
しかも『短時間で伸ばせる』ようなポイントなので、本当にテスト直前に受けてもスコアアップが狙えます。
あなたの苦手分野を、重点的に勉強してみましょう。
メリット④:一回分の完全模試がついている
TOEICと同じ形式の完全模試が付属されています。
リスニング100問、リーディング100問、パート毎の出題数も完全再現されており、力試しに打ってつけです。
本書の学習が終えたら、内容を活かして完全模試を解いてみましょう。
手ごたえ的に、少し難しめに作られてる気がしました。
(僕だけかもしれませんが。笑)
やっぱり、すぐに実践することが大事だね!
メリット⑤:高得点者にも活かせる技術が学べる
本書では、高得点者でも更なる得点アップに繋がる解法がたくさん紹介されています。
例えばリスニングでは『避けるべきフレーズ』・『意識して聞くべきこと』。
リーディングでは『時短解答のポイント』・『問題パターンごとの解答のコツ』など、高得点を持っている人でも役に立つ内容があります。
短期間で学べるという強みのほか、更なる得点アップのコツも学べることができる一冊です。
デメリット①:もともと500点取るくらいの英語力が必要
ここは少し注意点でして、元からある程度の実力がないと使いこなせない技術ばかりです。
と言うのも、リスニングパートは英語を聞き取れる前提、リーディングパートは基本の単語・文法を知っている前提での技術が紹介されているからです。
しかし、『短時間学習』が強みの本書だけでスコアアップを期待するのはナンセンスなので、基礎的な英語力は割り切って別の教材を利用しましょう。
好みは人それぞれですが、僕が使っている教材は以下の通りです。
少しでも参考にしていただければ(__)
単語:『出る単特急 金のフレーズ』
こちらは、TOEIC再頻出単語だけを抽出して学べる単語帳。
何より著者のTEX加藤さんは、TOEIC L&Rテストで990点満点を連続で4回(?)ほど獲得しているプロの講師です。
著者の考えやTOEICあるあるなども学べるので、TOEICの単語対策はこの一冊で間違いないでしょう。
単語帳は4つくらい使ってるけど、TOEICにはこれが一番合ってるかな!
文法:『NextStage(ネクステージ)』
高校生の時に配布されたものをずっと使っています。
基本文法を網羅的に学習できるので、なかなか重宝している1冊。
デメリット②:全員がスコアアップするわけではない
どの教材でも言えることですが、全員に効果が出るわけではありません。
と言うのも、英語の解答法にも好みのやり方があるため、解き方がマッチしないと逆に解きにくくなるからです。
しかし、リスニングに関しては『解答を避けるべき単語』などが紹介されているので、こういった点は誰にでも参考になるはず。
要は、使い方次第で点数は上げれるということですね。
リスニングは本当に上がりやすいよ!
デメリット③:直前学習だけで300点以上アップは難しい
やはり現実問題、『直前学習』だけで300点以上上げるのは厳しいです。
本書で紹介されているのは”解答のテクニック”なので、本質的な英語能力の向上には繋がりにくいからです。
しかし、短時間で済ませれること・TOEICのスコアを上げることに関しては十分すぎるほど満たしているので、狙い通りの効果は発揮してくれるでしょう。
そもそも本書は『直前の即効対策』であって、目的は英語力の向上ではないですからね・・笑
本書は本書の役割を果たしてくれてるよ!
【評判】直前の技術のSNS上の口コミ
これまでは私見でしたが、以下にてネット上のリアルな口コミを紹介していきます。
評判①:テクニックも点数を上げるのに必要なスキル
目標の850点までに何周もしたテキストなのです。 中でもロバートヒルキさんの「TOEICテスト直前の技術」はおすすめです どの段階のスコアの人でも必読であり、TOEICがいかにテクニックゲーかを教えてくれます。英語力もそうですがテクニックも点数上げるために必要なスキルだと思います。
引用元:Twitter
評判②:前日に何項目かやったら進化した
皆、早めにTOEIC取ろうね! 前日に、直前の技術の何項目かやって、TOEICの模擬試験一回分解いて、試験中に寝ずにちゃんと受けたら、進化したよ! まだ英語力強いうちに取っときな! ほんとにだるいからね?! PEは、お金も時間も無駄です!
引用元:Twitter
評判③:有益だが、既に600~800点取れている方には不要
これからTOEIC受けようと思ってる方に絶対オススメの一冊が「TOEIC直前の技術」。TOEICを受けた事がない方や初心者の方にとってはかなり有益な内容。ただ、すでに600〜800点取れてる方にとっては多分必要ない。私が900点達成する為に試行錯誤しまくって得た情報が沢山詰まっていたので間違いないです!
引用元:Twitter
全体的に、良い評判が多かったです。
ただやはり、「テクニック」論なので、英語力自体のアップには別教材(スタサプなど)を利用する方が良さそうですね。
よくある質問:実際にかかる時間など
● 本当に11日で終わるのか
11日のプログラムとあるけど、本当に11日で終わるの?
終わります。
なんなら、全部にかかる時間は10時間未満です。
● 本当に11日間でスコアアップするの?
たった11日間で点数が上がるの?
さすがに無理じゃない?
上がります。
本書では『よりスコアアップしやすい方法』を紹介されてるので、それをマスターすれば点数アップに期待できます。
『直前の技術』はどんな方におすすめ?
上記の通り。
数日の勉強で100点くらい伸ばしたいなーて方には、本書がおすすめかと。
僕も直前の1週間で詰め込み、560点から725点までスコアアップしました。
が、上のデメリットでも挙げた通り、この1冊だけで爆発的なスコアアップは望めません。
400点から900点目指すんだ!のように大幅にスコアを上げたい方は、別の教材やスタディサプリなどで学んだ方が長期的なスコアアップに繋がります。
かく言う僕も、スタディサプリ(TOEIC対策コース)を並行して利用していました。
(なおスタサプTOEICにて、855点まで伸ばせました)
なので、本書は「あまり時間が無いが、テクニックだけでスコアアップしたい」という方には特にピッタリな1冊です。
値段は2,200円と少し高いですが、買わずに後悔するより買って後悔しちゃいましょう。
(僕は買って満足ですが。笑)
まとめ:『直前の技術』は、勉強時間がない人は買うべし
今回は、『直前の技術』の魅力・注意点について紹介しました。
ぶっちゃけ、勉強時間がない方にはうってつけの1冊です。
たった11日間でスコアアップできる方法を簡単に学べますからね。
もちろん万人にオススメはできませんが、より効率的に・短い時間でTOEICのスコアを伸ばしたい方には間違いないでしょう。
対策を知っている人から、スコアはどんどん伸びていきますよ。
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