- 『道は開ける』ってどんな内容?
- 長いし要約を見たい
- どんな人におすすめ?
こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- 【要約】道は開けるってどんな内容?【3分で丸わかり】
- どんな方におすすめ?
- あわせて読みたい本
『道は開ける』は、D・カーネギーが執筆した書籍で、日本でも300万部を突破するほどの大ベストセラーです。
また、D・カーネギーは『人を動かす』という名著も執筆しており、自己啓発界では無視できない存在ですね。
※こちらのレビューは【要約】人を動かすの内容を3分で解説にて紹介しています。
年間200冊は本を読む僕も、この『道は開ける』を読み、「やっぱカーネギーさん説得力すげえわ!」と感動しました(適当か笑)。
今回は、そんな『道は開ける』の内容を、サクッと3分でわかるように解説していきます。
スクロールするだけで理解できるようにまとめたので、ぜひ3分ほどお付き合いください。
では、いきましょう!
2023/5追記:今なら無料で読める
『道は開ける』は、現在Kindle Unlimitedの読み放題対象。
Kindle Unlimitedは200万冊以上が読めるAmazonのサービスでして、多くの読書家が愛用しています。
月額980円でして、これでも安いくらいですが(1冊で元が取れる)、30日間は無料でお試しできます。
そして今は、なんと3ヶ月199円キャンペーンというあり得ないセール中です。笑
このキャンペーンや『道は開ける』の読み放題対象がいつまで続くか分からないので、読みたい方はサクッと無料で読んでおきましょう。
【要約】道は開けるってどんな内容?
本書は、ざっと以下の7項目に分けられています。
それぞれ簡潔に紹介していきますね。
リンクのクリックで、それぞれの箇所に移動できるよ!
①:悩みに関する基本事項
■ 今日、一日の区切りで生きよ
過去と未来に囚われず、今日一日を全力で生きよう。起こるかわからない未来への不安、過去の失敗ばかりに気を取られていたら、自分を苦しめるだけだからである。賢者には毎日が新しい人生である。
■ 悩みを解決するための魔術的公式
以下を順番にやっていこう。
- 「起こり得る最悪の事態とは何か?」と自問すること。
- やむを得ない場合、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること。
- それから落ち着いて、最悪状態を好転させるよう努力すること。
何かに悩んでいるとき、この公式に照らし合わしてみよう。そうすれば、解決の糸口が見えてくるはずだ。
起きてしまったことを受け入れることこそ、どんな不幸な結果をも克服する出発点となる。
■ 悩みがもたらす副作用
悩みは人を病気にさせる。関節炎・がんなども、悩みが原因で発症することが多い。自殺者の多さも、悩みが人を狂わせることを物語っている。悩みに対する戦略を立て、副作用を防いでいこう。
ツラいけど、「事実と向かい合う」のが悩み解決への一番の近道らしい!
②:悩みを分析する基礎技術
■ 悩みの分析と解消法
以下の流れでやってみよう。
- 私は何を悩んでいるのか?
- それに対して私は何ができるか?
- 私はどういうことを実行しようとしているか?
- 私はそれをいつから実行しようとしているか?
事実の把握→事実の分析→決断→実行の流れで、悩みを解決しよう。前章の魔術的公式と同じような感じ。まずは、「何に悩んでいるか」の事実を受け入れよう。
■ 仕事の悩みを半減させる方法
以下の流れで悩みを半減させよう。
- 問題点は何か?
- 問題の原因は何か?
- いくとおりの解決策があって、それらはどんなものか?
- 望ましい解決策はどれか?
悩みを解決できるのは、結局はあなた自身なのだ。ここでも事実を受け止め、解決策を探していこう。
前章の魔術的公式を詳しく紹介している章。
やはり”事実の把握”が一番の鍵になってるね!
③:悩みの習慣を早期に絶とう
■ 心の中から悩みを追い出すには
結論、忙しい状態でいたら悩みはなくなる。ゲームや仕事・物作りなど、何かに没頭しよう。悩む隙を与えないようにすることだ。
『惨めな気持ちになる秘訣は、自分が幸福であるか否かについて考える暇をもつことだ。』‐ジョージ・バーナード・ショー
■ カブトムシに打ち倒されるな
小さいことには、いちいち悩まないようにしよう。もし目の前に包丁を持った男が立っていて、命の危機に晒された時のことを想像しよう。普段「あいつの悪口がウザイんだよね」と悩んでいることが、いかにくだらない悩みかがわかる。
■ 多くの悩みを締め出すには
あなたの悩みが的中する確率を割り出してみよう。平均値の法則によると、不安の種になっていることが実際に起こる確率は?もし1%未満の低いことなら、気にするだけ勿体ないのである。
例)「雷に打たれるのが怖い」→国民安全会議の報告によれば、1年間で落雷で死ぬ人は35万人に1人だけ。わずか0.000002%しかないことに悩む必要はない。
■ 避けられない運命には調子を合わせよう
起こっている現実を受け入れ、それを前向きに捉えよう。逆らえないものに逆らおうとすると、かえってツラくなるからだ。選択は我々の自由なので、現状に悩まされるのも、ポジティブに捉えるのも自分次第である。
盲目であることが悲惨なのではなく、盲目状態に耐えれないことが悲惨なのだ。
ベートーヴェンは耳が聞こえなくても、天命を受け入れて名曲を生み出した。
■ 悩みに歯止めをつけよう
自分が悩んでいることは、実際にどの程度の重要性があるかを考えよう。実際の価値以上に払いすぎていないだろうか?
悩みには、これ以上は耐えれないと思うポイントをセットしておき、それを超えそうになったらすぐに捨て去るべきである。
株式投資でいうストップ・ロス・オーダー。
■ オガクズを挽こうとするな
終わったことにクヨクヨして、過去に囚われてはいけない。こぼれて排水管に流れていったジュースを元に戻すことはできない。
できるのは、帳消しにしてしまって忘れること、そして次の問題の足しにすることだけである。
悩みは、自分が”どう捉えるか”だけで決まっているそう。
逆らえないことには、調子を合わせていく方がいいね!
④:平和と幸福をもたらす精神状態を養う方法
■ 生活を転換させる指針
快活に考え行動すれば、自然に豊かになる。正しい考え方を選ぶことが、人生において重要なことなのだ。人間は起こることよりも、起こることをどう評価するかによってひどく傷つくのである。
『我々の人生とは、我々の思考が作り上げるものにほかならない』‐マルクス・アウレリウス
■ 仕返しは高くつく
仕返しをしてはいけない。結果的に自分を傷つけることになるからだ。嫌いな人について考えて、1分たりとも時間を無駄にしないのが良い。
■ 恩知らずを気にしない方法
与える喜びのために与えよう。恩知らずはいて当たり前。見返りを求めてもつらくなるだけだ。与えること自体に喜びを感じよう。
例)キリストは1日に10人のライ病患者を癒したが、たった1人しか感謝してくれなかった。
■ 百万ドルか、手持ちの財産か?
やっかいごとではなく、恵まれたものを数えよう。悩む人は欠けているものばかり気にして、恵まれているものには気付いていない。両目を10億ドルで手放す気はあるだろうか?健康で、両足で歩けて、目が見えて、好きなものが食べれるのに、何が不満なのか?自分の持っているものを誇りに思おう。
■ 自己を知り、自己に徹しよう
他人の真似をするな、自分らしく生きよう。そうすれば、自然と悩みはなくなっていく。
■ レモンを手に入れたらレモネードをつくれ
運命がレモンをくれたら、それでレモネードを作る努力をしよう。逆らえない運命にケチをつけるより、損失から利益を生み出したほうがいい。
「刑務所の鉄格子の間から、2人の男が外を見た。1人は泥を眺め、1人は星を眺めた。」
レモン=不快なものの意
■ 二週間でうつ病をなおすには
他人に興味を持つようによって自分自身を忘れよう。毎日、誰かの顔に喜びの微笑が浮かぶような善行を心がけよう。他人に幸せを与えた時、自分も幸せになれる。
考え方1つで、人生が変わるってことだね!
⑤:悩みを完全に克服する方法
■ 私の両親はいかにして悩みを克服したか
祈ろう。悩みに対する最大の良薬は宗教的信仰である。
祈ると、精神的に豊かになるみたい!
でも日本人にはあまり馴染みがないかもだね…!
⑥:批判を気にしない方法
■ 死んだ犬を蹴飛ばすものはいない
生きてて目立ってるから蹴飛ばされるのである。低俗な人は、偉人の欠点や愚行に喜びを感じているのである。非難するのは、それによって優越感を浸りたいだけ。
■ 非難に傷つかないためには
何をしたって悪口を言う奴はいる、だから気にしなくて良い。ただ最善を尽くそう。そのあとは古傘をかざして、非難の雨が首筋から流れ落ちるのを防げばいい。
■ 私の犯した愚かな行為
自分で自分の犯した愚行を記録しておこう。敵が一言も発言しないうちに、自分の弱点を見つけて矯正しておくのだ。
要は、「気にするな」ってことだね!
⑦:疲労と悩みを予防し心身を充実させる方法
■ 活動時間を一時間ふやすには
結論、疲れる前に休もう。エジソンの驚くべきエネルギーと耐久力は、寝たい時に眠る習慣があったからだという。10分でも昼寝すれば、その後の活動レベルが全く違う。
結果的に、ダラダラと活動するより、回復して集中的に活動する方がよっぽど生産的なのだ。
■ 疲れの原因とその対策
疲れの原因は、悩み・緊張・混乱である。そしてその対策は、以下のように行おう。
- 常にリラックスすること
- できるだけ楽な姿勢で働くこと
- 1日に4,5回は自分を点検してみること(余計な筋肉は使ってないだろうか?)
- 1日の終わりに再び自問してみる(どれだけ疲れているのか?)
■ 疲労を忘れ、若さを保つ方法
誰か信頼できる人に悩みを打ち明けよう。これをカタルシスと呼び、悩みを軽減させる効果があるのだという。
また、あわせて以下のことにも取り組もう。
- 疲れたと感じたら、横たわって全身を伸ばす
- 目を閉じる
- 横になれないなら、イスでも良い
- 筋肉を緊張させ、緩める
- ゆっくりとした呼吸で神経を鎮める
- 顔のしわやトゲトゲしさに気を付けて、それをなくそう
■ 疲労と悩みを予防する四つの習慣
以下の4つの習慣を身につけよう。
- 関係ない書類は全部片づけよう
- 重要性に応じて物事を処理しよう
- 即刻その場で決断しよう
- 人に任せれることは任せよう
これらを習慣づけると、悩みは減ってくるはず。
■ 疲労や悩みの原因となる倦怠を追い払うには
やらなくてはならないことは、愉快にやってみよう。疲労の主な原因は倦怠であり、楽しくないものについては特に倦怠感が生まれる。「疲れたー」と言って家にクタクタで帰ってきても、大好きな人から「今からダンスパーティーに行こう」と言われたら元気になり、喜んで行く。なので、楽しいと思ってやることが大切である。
■ 不眠症で悩まないために
不眠症について悩むことは、不眠症そのもの以上に害がある。まずはそれについて悩まないようにしよう。
そして、眠れないときは以下のことを実践しよう。
- 眠くなるまで仕事をするか、読書をしよう
- 睡眠不足で死んだ者はいないことを思い出そう
- 祈ろう
- 身体の力を抜こう
- 運動をして、身体を疲れさせよう
以上が、『道は開ける』の超簡単まとめでした!
お疲れさまでした!
また現在、『道は開ける』はKindle Unlimitedの読み放題対象。
30日間無料 or 3ヶ月199円キャンペーン中なので、気になる方はこのフィーバータイムに読んでしまいましょう。
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『道は開ける』どんな人におすすめ?
現状がつらくて、前を向こうにもその元気すらでないといった方にぴったりな一冊です。きっと立ち直る勇気が湧いて、あなたを救ってくれるはず。
悩みを乗り越えた数々の先駆者の実例が紹介されているので、そこらの悩みは全て吹き飛ばせます。
しかも網羅的に解決法が書いてあるので、あなたの悩みも必ず解消できるはず。
逆におすすめできない方は、以下のような方です。
当たり前ですが、「人生余裕だわ~」て方には合わないと思います。
そういった方は、基本的に人生がイージーゲームなので、きっと誰よりも理想の人生を送っているはず。
なので、本書は『少しでも悩みがある方』に読んでほしいです。
たった1冊の本が、あなたの人生を変えると言ったら信用できますか?
本書は、そんな1冊です。
多くは語りません。
あわせて読みたい本
続いて、『道は開ける』と相性の良い本を紹介していきます。
あわせて読むと、相乗効果を得られるはず。
『人を動かす』‐D・カーネギー
人と接する際の基本的な原則を基に、自分が重要視され、評価されていると相手に感じさせるようなスキルを教示する。また、操られていると相手に感じさせないようにしながらつき合う基本的な手法にも重点を置いている。カーネギーは、誰かに自分が望むことをさせるには、状況を一度自分以外の視点に立って観察し、「他人の中に強い欲望を喚起させる」ことで可能になると述べる。更に本書を通じて、相手に好かれる方法、自分の考え方に相手を引き込む方法、相手の感情を害することなく、あるいは恨みを買うことなくその人の考え方を変える方法を学ぶことができる。
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同じくD・カーネギーの著書。
人を動かすために必要なスキルは何か・人から好かれ、良い人間関係を築くためには何ができるかということがこの一冊でわかります。
あらゆる自己啓発書の原点とも言われ、累計1,500万部を突破するほどの世界的ベストセラー。
人生を変えたい人で、これを読んでいない人はいません。カーネギーの思想は、あなたの人生を豊かにしてくれますよ。
『嫌われる勇気』‐岸見一郎・古賀史健
世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、現代の日本にこそ必要な思想だと思われます。
本書では平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「まったくあたらしい古典」です。
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アンチ承認欲求といえば、アドラーが有名です。
この本では「他人の人生を生きないことの重要性」を学べ、自分の悩みの馬鹿馬鹿しさに気付けます。
青年と哲学者の会話調で書かれているので、スムーズに読める上に内容も理解しやすいです。
何かで悩んでいる方は、間違いなくこの一冊で解消されるはず。
『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』‐小倉広
アルフレッド・アドラーはフロイトやユングとも並び称される心理学の巨人でありながら、日本での知名度は低い。しかしながら『7つの習慣』や『人を動かす』をはじめコーチングやNLPの源流でもあり、いわば「自己啓発の父」とも呼べる存在だ。
本書はそんなアドラー心理学を「超訳」し、名言集としてまとめるとともに、小倉氏のわかりやすく具体的な例とともに解説。既に提出されているアドラー心理学企画とは異なり、名言集としてまとめることでどこからでも読める1冊にする。
Amazon.co.jp
こちらも同じくアドラーについての書籍です。
紹介している『道は開ける』の著者D・カーネギーもアドラーの影響を受けており、そんなアドラーの残した100の言葉をまとめられた一冊。
「自己啓発の父」と呼ばれるアドラーが残した革命的な言葉、悩みを払拭してくれることは間違いないでしょう。
1ページに1名言が紹介されており、かなり読みやすい一冊です。
本をたくさん読むなら
Kindle Unlimitedなら、スマホで本が読み放題です。
月額980円ですが、1ヶ月は無料体験ができます。
ぶっちゃけ本を1冊でも読めば元は取れますが、無料で試せるのは安心できますね。
もちろん1ヶ月以内に解約すればタダで、解約しても何のペナルティもありません。
読書好きの方は、一回は試して損がないサービスですね。
年間100冊は本を読む僕も愛用してるサービスです。
体験談は以下の記事で解説してます。
>> 【レビュー】Kindle Unlimitedのメリット・デメリットを紹介
結論、『道は開ける』は神です
この記事では、『道は開ける』の内容をスクロールするだけで分かるように解説していきました。
本書で紹介されている項目をおさらいしましょう。
※リンクをクリックでそれぞれの章を復習できます。
ぶっちゃけ、この本は悩みのある人にとっては最強です。
変なサイトで悩みの消し方を調べたり、酒を飲んでストレス発散なんかしなくても、この1冊ですべて解決します。
D・カーネギーが長期間に渡る調査・研究を経て完成させた1冊なので、そこらの自己啓発本とは説得力が段違いなんですよ。
本当は3分で簡潔にまとめれるような内容じゃないんですよね。笑
実際はより具体的な方法や、実例がこれでもかと言うほど紹介されています。
やはり腐ってもカーネギー。ベストセラーの理由も頷けます。
これほどの内容をわずか1,600円ほどで学べる時代って、本当に恵まれてますよね・・。
偉大な先駆者たちの知恵を頭に叩き込んで、悩みを吹き飛ばしましょう。読んだ人から、生活が好転していきますよ。
再掲:今なら無料で読める(2023/5時点)
先述の通り、『道は開ける』は、現在Kindle Unlimitedの読み放題対象。
Kindle Unlimitedは200万冊以上が読めるAmazonのサービスでして、多くの読書家が愛用しています。
月額980円でして、これでも安いくらいですが(1冊で元が取れる)、30日間は無料でお試しできます。
そして今は、なんと3ヶ月199円キャンペーンというあり得ないセール中です。笑
このキャンペーンや『道は開ける』の読み放題対象がいつまで続くか分からないので、読みたい方はサクッと無料で読んでおきましょう。
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