この記事では、BATTLE SUMMITの決勝戦、
MOL53(もえるごみ) vs Authority(オーソリティ)
の文字起こしと解説をしていきます!
【バトル戦績】MOL53とAuthority【サミットについても】
過去にKOK2019決勝、KOK2020の1回戦でぶつかっています。
そしてどちらもMOL53(当時はRAWAXXX名義)が勝利していました。
これまでは、貫禄のあるMOL53と若手で下からアッパーを狙うAuthorityという構図で毎回MOL53で勝っていましたが、サミットは少し違いましたね。
MOL53も熱くなっており、Authorityへの痛烈なDisより伝えたいことをメインにバースを構成していた印象があります。
そこにZeebraを倒し主人公状態のAuthorityが、しっかり韻を落とすことでリベンジを果たしていました。
個人的には、KOKで2勝したRAWAXXXの王様モード状態での再戦を見たかった感がありますね。
※KOK2020のバトルはABEMAにて配信されています。2週間無料なので、その間に是非チェックしておきましょう。
【文字起こし】MOL53 vs Authority【バトルサミット決勝】
先攻はMOL53、後攻はAuthority。
16小節の2本勝負。
ビートは『Street Survivors』- 韻踏合組合です。
以下文字起こしになります。
※全て正しい保証はありませんのでご了承ください。
【MOL53】1バース目
全ての条件が揃った
お前が生贄 間違いねぇな
どこから足を運んできた
俺に食われるためか
この大舞台での俺は
自由にやるのが一番のテーマ
やられちまった昔のことなど
とうに忘れちまったのさ
俺はリバイバルしてMOL
Mother f○cking 53
お前の高い壁 俺間違いねぇから
お前今日はご苦労さん
1から6のダイスを振る
これは双六(すごろく) ギャンブルじゃなく
確率上げて掴む勝負
言うぜレペゼン ワンマイク‼︎
【Authority】1バース目
今更説明する必要はない
俺がどこから来た?あの街は超北
マジで本州最北端
残念ながら今日はお前が敗北者
何言ってんの?
俺はくだらないことにはノーコメント
1位じゃねぇと意味ねぇよ
だからセカンドじゃなくてTopノミネート
今の俺の背中には乗ってるレジェンド
くだらないこの遠慮
俺の邪魔してゲトった300万
お前どこに消えてんの?
今の俺はアーティスト
埋めたいプレイリスト
かかってるバイキルト
俺が負けたらシーン再起不能
【MOL53】2バース目
300万 仲間、地元、大阪
店にばらまいた
お前にあーだこーだ言われる筋合いねぇ
上辺で語んな
俺が進んできたプロセスは
勝ちも負けも意味があった
1位じゃねぇと意味ねぇなら
お前いちいちここに出てくんな
俺は勝ちも負けも全部積み上げた
それが俺を作った
誰にも譲れねぇこの位置は
昔のことばっか mother f○cker
俺は今を生きてんだ
お前今までどこで何やってた?
うるせぇ あーだこーだ
やることやってる俺がKINGだ‼︎
【Authority】2バース目
俺だってやることやってるよ
9月3日にまた新しいEPが出てくる
くだらねぇことばっか並べるな
俺はもう今更待てねぇ順番
この瞬間 歳こめてまたジップロック
実力格差 HIPHOPカルチャー
の中で今でも繋げるチャプター
お前は笑えるようなキャラクター
何話して伝わんねぇラリってんの?
ぶっちゃけマジ面倒
今更食らわないような廃棄弁当
俺は今日この優勝がマニフェスト
残念このダイジェスト
揺らすbody and soul
バトルサミット ジャッジメント
これすら序章なのさ
新時代始めるぞ‼︎
勝者:Authority
見事リベンジを果たし1000万を獲得しました!
▼使われたビート
▼使われなかったビート
【解説】MOL53が勝ってたという意見も多数あることについて
決勝の審査に納得のいかない方の意見が多数見つかりました。
以下はTwitterですが、何個か上げておきます。
▼MOL53と親交のあるSILENT KILLA JOINT
▼優勝に納得のいっていない意見
MOL53優勝じゃないかという意見をまとめると、大体以下になります。
ここまで納得していない人が多かったので、せめて延長は見たかったですね。
【個人的見解】減点方式ならMOL53、加点方式ならAuthority
MOL53の詩的な16小説2本は、とことんまで無駄な言葉が削ぎ落とされスタイリッシュに決まっていました。
が、今ひとつ爆沸きするようなパンチラインがなく、心に響くが手は上がらないバースで止まっていた印象があります。
対するAuthorityは、韻を踏みまくり、最後に会場が爆沸きするラインで落としていました。
しかしMOL53と違い、意味が通っていないことや、無理やり繋げている印象がありました。
なので、減点法式で決めるならMOL53、加点方式で決めるならAuthorityかなと、個人的には思いました。
で、決め手になったのは審査が客判定だったこと。
バトル全体を通して、後攻が勝利することが多かったり、分かりやすい韻で湧く場面が多々ありました。つまり加点方式で進んだということですね。
この原因は、賞金が1000万円だったことや、普段出ないようなMCが出ることのお祭り感、またがーどまんの知人YouTuberも来ていたことなど、客層がゴリゴリのバトルヘッズじゃなかったのが挙げられると思います。
勢い勝ちになっていた印象が拭えないので、せめて延長が見たかったですね…!
【おわりに】それにしても賞金1000万は一発逆転すぎる
KOKを3回取ってUMBを1回取ってやっと稼げる金額。
エリートサラリーマンの年収くらいと考えると、ドリームがあります。
明日花キララと写真を撮れるのも羨ましいですね。笑
Authorityはここから音源制作や、地元にスタジオを作ると公言しているので、今後の活躍に期待ですね!
それでは本記事はここまで。
他のMCバトルの文字起こしはこちら。
いろんなMCバトルを無料で見る
ABEMAなら2週間無料で見れます。
アドレナリン、戦極24~28章、KOK2020、凱旋、フリースタイルダンジョン・モンスター、ハイスクールダンジョンなど、バトルが盛り沢山です。
MCバトルのバーゲンセールですね。笑
2週間なら無料なので、入っても損はないですね。
\ 2週間無料でMCバトル見放題/
▼関連人気記事
コメント