Time is Money
「時は金なり」
アメリカのベンジャミン・フランクリンが放ったこの言葉は、時代を超えて世界に浸透し、時間の大切さを表現することわざとして用いられています。
しかし、本当に「時は金なり」なのでしょうか。
時間はお金と同等の価値と言っても良いのでしょうか?
ホリエモンこと堀江貴文さんの書いた「時間革命 1秒もムダに生きるな」からは、時間に対する新たな概念を感じることができます。
【上手な時間の使い方】ホリエモンの「時間革命」に学べ
本書を読むと、以下のことを意識しながら実践していくことができます。
日々の時間の使い方を考え直すきっかけになります。
本書を読み込み、「時間」をより効率よく使うことで、今までより満足感のある人生を歩むことができます。
「Time is Money」はばかげた考えである
ぼくに言わせれば、こんなバカな考え方はない。
この言葉は、時間とお金を「同等に価値があるもの」だとしているからだ。
この本を著した堀江貴文さん(以下ホリエモン)は、「Time is Money」はバカな考えだとしています。
時間は何よりも尊い。そのことから、本書では「Time is Life」という考えについて語っています。
時間は人生そのもの。失った時間は戻ってはこないということを身に染みて感じさせられ、自分のもつ限られた時間を無駄にせず生きようと思わされます。
自分時間を生きる
まずは日常生活を振り返ってみましょう。
あなたは「自分時間」を過ごしていますか?
自分の好きなこと・やりたいことをする「自分時間」は人生で最も大切な時間であり、お金には到底代えることができないものです。
それに対し、やらされている仕事、したくもないこと、通勤、嫌な付き合いや飲み会などの「他人時間」を多く過ごしている方もいるのではないでしょうか。
自分の人生に満足できない方、ストレスを感じている方は、この「他人時間」の中で多く過ごしてしまっているはずです。
「Time is Life」、時間は人生そのものなので、他人時間を生きてストレスを貯めるのは勿体ないですよね。
まずは今やっていることが自分時間なのか他人時間なのか、棚卸ししてみましょう。
もし「他人時間」が多いのならば、削れるものは削っていきましょう。
「スキマ時間」というゴールデンタイム
実は「スキマ時間」こそ作業が捗るゴールデンタイムです。
なぜなら、「時間制限」があるからです。
例えば10分や20分間だけできたスキマ時間。締め切りがあるので作業を時間内に終わらそうと集中して取り組むことができるのです。
記事の内容チェック、打ち合わせのメール送信、最新ニュースのチェック、軽い体操、やり残していた課題。
たった10分だからといって甘く見て、何もせずぼーっとしたりスマホをいじったりして過ごしてしまいがちですが、それは大きな落とし穴ですね。
「時間がない。」という人に限って、実はスキマ時間にゲームしていたりします。
僕もそうでしたが、これからは何かの作業をしようと思えました。
今まではTwitterやインスタを見てたよ~。
よし、これからはブログの記事構成をチェックをしよう!
スキマ時間を最大限に活かし、より効率よく作業を進めていきましょう。
情報のシャワーを浴びる
情報の質や内容よりも、まずは膨大な量の情報に触れること。
実は、情報のシャワーを浴びることは、行動量を増やすためにはとても大切なことなんです。
行動力がない人は、情報量が少ないから行動に規制がかかってしまうと本書で述べられています。
情報の量>情報の質・内容
内容は覚えなくていいし、どんな情報でもどんなジャンルでも良いのです。
とにかく情報のシャワーを浴び続けることにより、行動に対する抑制が壊れて行動量が増えます!
僕も実際にニュースアプリを3つほどダウンロードして、情報のシャワーを浴びています。
計画よりも大切なのは”ノリの良さ”
長期的な目標を立てたり、何かに取り組む前に計画を立てたり。
しかし、重要なのは「動き出す」ことです。
そういった点では、フットワークの軽い、ノリの良い人間が成功したりします。
何もプランはないけど、「やってみます」と言い放つ、ある意味バカな人間。
計画した挙句リスクを気にしてなかなか動き出さない人よりも、成功を手にするのは「ノリの良い人間」だったりします。
おわりに
本書を読んだら以下のことを実践できるとお話ししました。
人生はたった一度きり。
失った時間は戻ってはきません。
今一度、人生そのものである「時間」を見つめ直してみましょう。
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