『すべては前向き質問でうまくいく』ってどんな本?
どんな人におすすめかな?
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 【感想】すべては前向き質問でうまくいくで学べたこと
- 【要約】すべては前向き質問でうまくいくってどんな本?
- どんな人におすすめ?
- あわせて読みたい本
ぶっちゃけ、僕はこの本を読んで人生が変わりました。
と言うのも、これを読んで考え方が一変し、苦しんでいた陸上競技のスランプから抜け出せたからです(実話)。
と、全く関係なさそうなスポーツにも好影響が出たくらい、自分にとっては良書だったんですよ(伝われ〜この気持ち)。
今回は、そんな『すべては前向き質問でうまくいく』から学べたこと・内容の要約を簡単に紹介していきます!
どんな本かな?と悩んでいる方には、最後まで読んで損はさせません。
では、いってみよう~!
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【感想】すべては前向き質問でうまくいくで学べたこと
本書のテーマは、『偉大な成果は、偉大な質問から始まる』というもの。
それを踏まえて学べるものは、大きく分けて以下の3つです。
- 学べること①:質問ってすげえ
- 学べること②:自分からネガティブになりにいっていた
- 学べること③:未来は自分で変えれる
質問がそんなすごいの?とバカにする気持ちもすぐに消えていきます。順に説明していきますね。
学べること①:質問ってすげえ
まず本書のタイトル通り、『質問の凄さ』を感じることができます。
どういった凄さかというと、質問には「感情や行動を操る力」が備わっているということです。
例を挙げると、こんな感じ。
例)レポートの提出が3日前に迫っているとき
- 自分はなんてダメなんだ。もう間に合わない。→ネガティブになる
- 3日後に提出するためには、今何ができるだろうか?→前向きに改善策を探せる
これだけ見ても、「自問の仕方」で今後の行動が変わることがわかりますね。
また今回は自問の例を挙げましたが、もちろん他の人への質問でも効果的です。
問いかけ方1つで、その後の感情や行動を全て前向きにできることを学べます。
「だめだ」と言って終わるんじゃなくて、「どうしたらいいだろう?」と考えることが大切だね!
学べること②:自分からネガティブになりにいっている
「自分はネガティブ思考だな。。」と感じている方はよく聞いてください。
実は、それは「自分からネガティブになっているだけ」かもしれません。
よくわからないと思うので例を挙げると、
例)試合で負けた時
- 本当に自分には才能がないな…。→どんどんネガティブになる
- 勝つためには何が必要なのかな?どう改善できる?→ポジティブになる
ネガティブ思考というのは、単に捉え方がネガティブなだけだということ。
失敗に対してネガティブな捉え方をするから、どんどんネガティブになっていくのです。
これだけ見ると「無理やり思考を変えてるだけじゃん」と感じそうですが、落ち込んでいる時の感情を振り返ってみると、まさにこの通りになっていることに気付きます。
ネガティブな人はネガティブな考えをしている。ポジティブな人はポジティブな考えを常にしている。シンプルにこの違いだけなのです。
失敗したときはネガティブに捉えちゃうのは当たり前だよ。
そこからどう改善できるかがポイントだね!
学べること③:未来は自分で変えれる
もう上の2つからもわかる通り、本書では自分自身の「問いかけ」1つで未来は変えれるということを学べます。
例はさきほどの2つの通り。
要は捉え方を前向きにすると、「今後どうすれば良いか」という希望が湧いてきて、成功へと繋げれるのです。
そのことについて、本書では「前向き質問」のワークブックがついており、状況に応じてどういった質問をすべきかの例を見ながら学べます。これを読みながら、”質問だけで”未来を明るくしていく練習ができるという一冊です。
冗談ではなく、僕はこの本が陸上のスランプを乗り越えるきっかけになりました。
【要約】“すべては前向き質問でうまくいく”ってどんな本?【内容を簡単に紹介します】
本書は、会社での仕事も上手くいかない・妻との関係も悪化しているという主人公ベンが、『前向き質問』によって変わっていくストーリーを描いています。
ざっくり以下の流れで話が進んでいきます。
- ①:質問好きなコーチとの出会い
- ②:質問で人生が明るくなることを知る
- ③:「自分を責めない、人のせいにしないこと」の大切さを知る
- ④:相性が悪かった同僚と、心を開き合えた
- ⑤:業績が上がり、妻とも仲良くなる
大まかに紹介していきますね。
①:質問好きなコーチとの出会い
ある日、Qテック社の管理職を務める主人公ベンは、会社の業績が下がるにつれ、責任感で精神的に追い詰められていました。
チームもバラバラ、同僚のチャールズは自分の妨害をしてきていると言い、ストレスが溜まる一方でした。
しかも、結婚八か月目の妻にはストレスだけをぶちまけ、家庭内も崩壊寸前。
一言でいうと、ベンの人生は「最悪の状態」だったのです。
本当に行き詰まってる人の人生だね。。
そんなつらい状況の中、ベンは上司の紹介のもと、質問好きのコーチ(エグゼクティブコーチ)を訪ねることになります。
その人物こそ、後にベンの人生を一変させる男、ジョゼフです。
ここから、ベンは質問の大切さを学ぶことになるのです。
②:質問で人生が明るくなることを知る
コーチのジョゼフは、行き詰まった主人公ベンにこう説きます。
素晴らしい質問なくして、素晴らしい答は出せないんだ。
第2章‐選択の地図との出会い
ジョゼフは、『クエスチョンシンキング』という考えを徹底しており、『質問が結果を左右する』と教えます。
ベンは当初は半信半疑でしたが、徐々にジョゼフの教えに納得していきます。
ジョゼフが言う「学ぶ人」と「批判する人」の違いを認識したからです。
学ぶ人の質問 | 批判する人の質問 |
---|---|
なにをしたら、うまくいく? | なんでこんなひどいことが起きたのだろう? |
なにに責任をもって考えればいい? | 誰のせい? |
この件から私が学べることはなんだろうか? | なんで私がひどい目に遭うの? |
今できることはなに? | なんであの人はいつもくよくよするの? |
この件で役立つことはなに? | なんで負けてしまうの? |
このように、人間は「学ぶ人」と「批判する人」の2つの思考パターンがあり、批判する人でいれば沼にハマり、学ぶ人になれば解決策がどんどん出てくるというものです。
ベンは今まで自分が「批判する人」だったと気付き、考えを改めようと決心することになります。
わっ、僕も批判する人になってるかも・・・
ストレスが溜まる原因はこの考え方なのか…?
③:「自分を責めない、人のせいにしないこと」の大切さを知る
コーチのジョゼフは、さらにベンに説きます。
『批判する人』はつねに善悪で判断し、他人や自分自身を非難する。
よい判断とは、確かな情報や意思に基づいて賢明な選択をする。
第5章‐自分を責めない、人のせいにしない
つまり、『批判する人』の状態でいると、他の人の粗を探し、人間関係も上手くいかなくなるのだと言います。
批判する人は、善悪で判断したがるし、思い込みもすごいとのこと。以下が「学ぶ人」と「批判する人」の特徴の違いです。
学ぶ人の心の状態 | 批判する人の心の状態 |
---|---|
自分自身・他人を受け入れる | 自分自身・他人を批判する |
知らないということを尊重する | 知ったかぶりをする |
他人の考え方を考慮 | 自分の考え方に固執 |
AもBもどちらも | AかBのどちらか |
思い込みに疑問をもつ | 思い込みを守る |
ベンは、自分が『批判する人』で、他人をすぐに非難していたことに気付きます。
妻との関係が良くないことや、同僚のチャールズと不仲な原因もここにあったのかもしれないと学んだ瞬間です。
比べてみると、確かに「学ぶ人」の方が幸せそうだな・・・
④:相性が悪かった同僚と、心を開き合えた
コーチのジョゼフから『質問の効力』を学んだベンは、仲が悪かった同僚チャールズと一対一のミーティングをすることになります。
以前までのベンなら、チャールズの意見をねじ伏せ、自分の言いたいことだけを貫いていましたが、今回は『前向き質問』をすることに重点を置きました。
「チームに変わってほしいと望む点はなんだろうか?」
「真に協力的なグループを築くために、私は何をしたらいい?」
「どんな方法をとれば、全員が協力できるようになる?」
決して『批判する人』にならず、『学ぶ人』の質問を投げかけることで、不仲だった同僚チャールズと協力して話を進めれました。
『前向き質問』によって、人間関係も改善されると実感した瞬間でした。
もしここで、「自分を正しいと証明する」という『批判する人』の思考だったら、きっとお互いが心を開くのは無理だったね。
⑤:業績が上がり、妻とも仲良くなる
同僚チャールズと協力するようになり、チームがまとまって会社の業績は右肩上がりに。
質問が偉大な成果を生み出すことが実証されました。
また、『学ぶ人』の質問をするようになったベンは、妻との関係も良くなっていきました。
「お互いが分かりあうにはどうすればよいだろう?」と考え、円満な家庭を築いていくのでした。
— おわり —
いやぁ、質問1つで人生が変わるんだなぁ。
僕はここから『クエスチョンシンキング』をするようになり、普段の生活や陸上での練習も楽しくなっていったよ!
「偉大な成果は、偉大な質問から始まる」
というのは、物語の主人公ベンだけでなく、僕自身も肌で実感できました。
どんな人におすすめ?
「現状を変え、人生を上手くいかせたい!」と思っている方には学べるものが多いでしょう。
この本を読むと、ポジティブ感情がどんどん湧き上がってきます。
そこから、成功をつかみ取る人も数多くいるはずです。
現に、僕も陸上のスランプを乗り越えれたよ!
逆に、あまりおすすめできない人はこんな方です。
既に現状に満足している方は、あまり効果が出ないかもですね。
と言うか、成功する人は本書で学べるマインドを既に持っていると思います。
なので、これから成功したいんだ!て方にはぴったりな一冊です。
おわりに
さて、今回は『すべては前向き質問でうまくいく』の書評をしていきました。
この本から学べることをおさらいしましょう。
- 学べること①:質問ってすげえ
- 学べること②:自分からネガティブになりにいっていた
- 学べること③:未来は自分で変えれる
しつこく言いますが、これを読んでから僕の人生は好転しました。
それほど僕にとっては良い影響を及ぼしてくれたんです。笑
ぶっちゃけ本なんて万人受けするものじゃないですが、「つらい現状を変えたい」という方には間違いない一冊です。
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おまけ:本を『聴く』が人気
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