- 『ANAの教え方』ってどんな本?
- どんな人におすすめ?
こういった疑問に答えます。
今回の記事では、書籍『人もチームもすぐ動く ANAの教え方』の内容・どんな人におすすめかをご紹介します。
僕自身が読んだ感想を踏まえているので、「自分も読むべきかな?」と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
✔ 記事の内容
- 人もチームもすぐ動く『ANAの教え方』とは?
- 内容:『ANAの教え方』とはどんな本?
- 『ANAの教え方』:どんな人におすすめ?
人もチームもすぐ動く『ANAの教え方』とは
まずは、基本データから紹介します。
▼ 基本データ
タイトル | 人もチームもすぐ動く『ANAの教え方』 |
著者 | ANAビジネスソリューション |
出版社 | KADOKAWA |
ページ数 | 219ページ |
“ANAビジネスソリューション”とは、ANAホールディングスの100%子会社で、研修事業や人材派遣事業を行っています。
本書『ANAの教え方』は、そんなANAグループのノウハウや教えを叩きこんだ一冊です。
ページ数は他の本と比べても普通くらいですが、図や大きな見出しが何度も出てくるので読みやすいです。
字数も少なくスラスラ読めるので、普段読書をしない方でもストレスなく読めるんじゃないかな?と思いました。
内容:『ANAの教え方』はどんな本?
ざっと目次をなぞってみましょう。
● 『ANAの教え方』目次
Chapter 1:「ANA」の先輩は、後輩のサポーター
- リーダーより「サポーター」であれ
- 答えは教えずに「質問」をする
- 現状に不満を持つ後輩には「正解がない問い」を投げる
- 感覚ではなく「根拠」をよりどころに教える
- 今日のことは今日のうちに。「振り返り」がANAの習慣
- 人により教えるレベルを「こっそり」変える
- 最高の教え方は「何も言わない」
Chapter 2:ANAの先輩は、思い切って「任せる」
- 「代行する」と人は成長する
- 修羅場こそ、後輩に任せる
- トップダウンでは「大きな考え」だけを示す
- 「やってみせる」には3ステップある
- 24時間、365日、手本であれ
- 仕事ごとの「担当者」を決めて任せる
- 勝率50%なら「やってみたら?」
Chapter 3:ANAの先輩は、1人を「チーム」で育てる
- 一人ひとりの成長を「班」で見守る
- 「家族」で役割分担する
- 「超基本」ほど徹底的に教える
- 後輩へのフィードバックは「書いて残す」
- 目標は必ず「個人レベル」に言い換える
- チームの一体感と対話した時間は比例する
- 「PDCA+S」がANA流
- ひとつ上の立場で考えなさい
Chapter 4:ANAの先輩は、「褒める、叱る」に心を込める
- 「褒める9:叱る1」がいいバランス
- 小さいことほど「具体的」「大々的」に褒める
- 人づてに褒めると、信頼性が高まる
- 叱る「前」の土台づくりが9割
- 絶対ダメなことには「気づかいゼロ」で叱る
- 「99%クロ」でも事情を聞く
- 最後は明るく、さっぱりと終わる
- 「叱る」と「フォロー」はセットで考える
- 怒鳴るより「無言」が効く
Chapter 5:ANAの先輩は、自分自身も「教わる」
- 後輩・部下からこそ学ぶ
- 後輩から気軽にアドバイスをもらうコツ
- お客様が、接遇と気づかいを教えてくれる
- 「一人で100点満点」は目指さない
多っ!!
と思うかもしれませんが、安心してください。
1つの章は大体4~8ページほどで終わり、区切りをつけやすく読んでて疲れません。
実際、僕は長い時間読み続けれないタイプですが、章ごとにメモしながら楽しく読めました。
見出しや図が多く、字ばかりじゃないから疲れないんですよね本当に。
さて、目次だけつらつらと書いていてもよくわからないと思うので、僕が印象に残ったところを軽く紹介していきますね。
先輩は、後輩が自律成長するためのサポーター
ANAでは、後輩が自ら成長(自律成長)していくのをサポートするのが、先輩の役目だといいます。
なぜ自律成長が必要かというと、各現場で一人ひとりが最善の判断を下すためには、普段から自分で考えて行動できないといけないからです。
おい、この書類はこうやって書くんだ。
言う通りにしろ!
はいぃ!!
という教えでは、ただ言う通りにしているだけなので後輩は成長できません。
自分で考える力をつけ、臨機応変に対応できるようサポートするのが、ANA流の先輩の役目だといいます。
「その調子でOK!」と言ってあげる
当たり前が成果の時には、「その調子で続ければOK!」と積極的に言ってあげることが大切だと紹介されています。
こうすることで、褒められた後輩の記憶に残り、仕事へのモチベーションが上がるからです。
仕事が順調に進んでいる、いわば「何も問題がない」状態では、褒めるのが難しいですよね。
しかし、そこで何も声を掛けないでおくのではなく、「当たり前のこと」を褒めてあげるだけで、より一層やる気を上げることができます。
ふむ、問題なく順調そうだな。
その調子で続ければOKだよ。
あ、褒められた・・・
嬉しい!仕事頑張ろう!
あなたも「こんなことできて当然だろう」なんて言わず、「よくやった、その調子で続けよう!」と言ってあげましょう。
きっとそれだけで良い先輩だと思われますよ。笑
『ANAの教え方』どんな人におすすめ?
僕の意見としては、以下に当てはまる方にはピッタリかと思います。
とにかく、伝え方1つでチームを動かせるということを学べます。部下や後輩でなくとも、困っている友人に同じように声をかけれるようになります。
長年続く大手企業の教えなので、個人レベルで成長できるような内容です。
これを読めば、ワンピースの「覇王色の覇気」をまとっているような、カリスマ性のある大人に変身することができます。
ふざけてませんよ、ガチレビューです。笑
『ANAの教え方』:気になったら即読んでみよう
今回は、書籍『人もチームもすぐ動く ANAの教え方』を紹介しました。
長年続く大手企業の教えなので、一流の社会人にふさわしいスキルのつけ方を学べます。
成長志向のある方は特に、読んでみて損はしないはず。
1,540円(税込)
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それでは今回の記事はここまで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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