この記事では、凱旋SSA(さいたまスーパーアリーナ)のエキシビションマッチ、
MU-TON(ムートン) vs ¥ellow Bucks(イエローバックス)
のバトル動画紹介、文字起こしを書いていきます！
【経緯は？】MU-TON vs ¥ellow Bucksが勃発した原因
音源一筋の¥ellow Bucks、まさかのバトルに乱入。これは衝撃事件でしたね。
ここ最近のMCバトル史上、一番鳥肌が立ったエキシビションマッチだったのではないでしょうか。
以下に、乱入するに至った経緯を紹介します。
イエローバックス乱入の経緯
①MU-TONが1回戦のベル戦で唐突に¥ellow BucksをDis
→バトル前のライブに対する不満から。Disの動画あり。
②¥ellow Bucksの取り巻きが裏でMU-TONを詰める
→バックス本人はここでは参加していない？MU-TONサイドに誰かが付いて丸く収まった模様。
③MU-TONとCHEHON戦開始前に、¥ellow Bucksが直接殴り込み
→怨念JAP、CHEHONが乱入を認める
④エキシビションマッチ開始
何よりの原因は、ムートンが1回戦(vsベル)の中で「イエローバックスのライブがダサかった」と発言したことに端を発します。
このシーンはYouTubeにも上がってるので、一度視聴してみてください。
原因となったバトル
MU-TONの1バース目、「¥ellow Bucksとか言う奴のライブクソダサかったよな？」と言い放っています。
これは唐突でしたね。。笑
ぶっちゃけ、イエローバックス関係ある？と突っ込みたいところですが、ムートンは“言いたいことをちゃんと口にした”、と言ういかにもラッパーらしいスタンスを見せてくれたと捉えることもできます。
そしてこれに対するベルのアンサー、全MCへのリスペクトが込められており、個人的には一気に好感度が上がりました。笑
【文字起こし】MU-TON vs ¥ellow Bucks【凱旋SSA】
それでは、バトルの文字起こしを書いていきます。
勝負は8小節3本。
ビートはJUSWANNAの『BLACK BOX』です。
先攻は¥ellow Bucks、後攻MU-TON。
以下が文字起こしです。
※全て正しい保証はありませんのでご了承ください。
【¥ellow Bucks】1バース目
What’s up ムートン
お前クソガキ ほんで俺のライブがクソらしい
それも何？言わされただけで
お前自分自身の言葉じゃねぇだろ？
何がフリースタイル
これがラッパーだ 何がアンサーが
あんたが返してみな mother f○cker
こんな感じカマすぜ ¥ellow Bucks in da building
【MU-TON】1バース目
やめとけ お前には無理だ
「俺自身の言葉じゃねぇ」って馬鹿言うんじゃねぇ
お前のライブがクソダセぇから「ダセぇ」って言ったんだよ
さっき降りたら取り巻きが来たよな
「なぁムートン、お前文句あんのか？」って
お前仲間も使わねぇと喧嘩できねぇのか雑魚が!!
「なぁムートン、お前文句あんのか？」って
お前ラッパーだろ？そんなもんじゃ足りねぇよ
お前がつまんねえよ
【¥ellow Bucks】2バース目
喧嘩ができねぇってラッパーだ
だからこのステージに来たんだ 分かったか
誰が誰？お前も何？
あの時誰かに助けられて Ah, what a f○cker
Yeah, まず冷静になれ
俺はラッパー、別に「フリースタイルができねぇ」なんて言わねぇ
ここに来てやるだけ
これが本物 お前はfake
以上、そう言うこと
【MU-TON】2バース目
本物かfakeか
ここはフリースタイル、お前は音源
まぁ確かにカッコいいかもな
長野でライブ一回見た
あん時ヤバかったけど今日マジでダサかった
そのTTTG, tintintintin
あれ？小っちゃいのは包茎
どっか行っといて
東海テイオー ブッキマリすぎてどっか行っちゃってんの？
笑わせんなよこのクソガキがよ
【¥ellow Bucks】3バース目
Yay yo, 今日も勿論ぶっ飛んでるよ
いつでもこちとら吸ってるWeed
お前何？そのギャングのフリ
お前gucci似合ってねぇし 俺の方がバッチリ似合ってる ha
こんな感じ これでラストバースなんて言わせねぇ
俺はこのバトル 傷跡を残すだけだぜ
これがラッパー 覚えとけ
俺が¥ellow Bucksだ 分かったか凱旋‼︎
【MU-TON】3バース目
お前が¥ellow Bucksなんて言わなくたって誰も分かってるよ
そんなんで小節埋めんな
覚えとけ 先攻のくせに 俺が終わりだよ
ラスト最後キッチリ締めてやるからよ
は？Yessir 笑えねえや
Yessir お前が帰るのは家だぜ
東京 まだ新幹線 まだ間に合うからよ
仲間と仲良く帰りなチンカスが Blahh!!
判定なし！
いや〜、本当に感動しました。
そして最後、イエローバックスが残したセリフも超カッコよかったです。
判定もクソもねぇよこんなもん。言いてえこと言いに来ただけ。ありがとう凱旋。
イエローバックスの株が一気に上がった一戦ではないでしょうか。
少なくとも、筆者の僕は大好きになりました。笑
バトルビート
※本家のMVが消されていたため、公式ではありません。
やはり良いビートですね…！
毎回ベストバウトが生まれてる気がします。
【おわりに】イエローバックスの漢気に鳥肌
MCバトル史に残る、世紀の一戦だったのではないでしょうか。
勝敗の判定はつきませんでしたが、あえてどちらかを選べと言うのであれば、僕はイエローバックスさんに一票を投じます。
理由は、以下2点。
①バトルに出ず音源メインのMCが、ケジメを付けるために自らステージに上がったこと
②馴れ合いをせず言いたいことをしっかり言い切っていたこと
ぶっちゃけバトル上での言い回しの上手さ、小節の使い方はムートンさんに軍配が上がると思いますが、今回はそれ以上に勃発の背景が重いバトルです。
「乱入してでも自分がケジメをつける」と言うイエローバックスさんのスタンスが、何よりカッコよく映りました。
（とは言え、勝敗をつけるのは野暮ですね。。）
何より、見ていて超アツくなれるバトルでした。
ぜひYouTubeでチェックしてみてください。
それでは今回の記事はここまで。
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